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3分くらい歩いたら、Aさんがここ、って立ち止まった。
龍「あ、家まで来てもうた」
「なんかすいません」
龍「元々そのつもりやったし。気にせんとってください」
「じゃあ...これ、洗って返しますね」
龍「はい。僕も連絡します」
そう言ってマンションの前で別れた。
次の日起きたら、Aさんから昨日はありがとうございました、って連絡が来てて眠気も一気に冷める。
こんな気持ちの目覚めっていつぶりやろ。
そんなことを考えながら仕事に向かった。
その日の空き時間にAさんに連絡してみた。
【こちらこそありがとうございました。今度会ったら、お茶でもしませんか？】
飲みも違うし、長時間は嫌かなって思ったら飯も違うかなって思って、そう送った。
亜「何にやけてんだよー(笑)」
龍「え！？別ににやけてないし」
亜「めっちゃにやけてたよ(笑)」
龍「へ！？嘘やん」
亜「ほんま」
涼「恋でもしたんですか？(笑)」
龍「べ、別にちゃうし！」
亜「バレバレかよ(笑)」
メンバーに茶化されたけど、嫌な気は不思議としなかった。
【じゃあその時はお礼に奢らせてください】
ちょうどAさんから返事が来て、僕のテンションはピークに達する。
しばらくやり取りして、3日後の昼間に会えることになった。
平日なのに平気なのかなって思ったけど、とりあえず聞かずにいた。
ついに会う日がやってきて、僕は朝から服おかしくないかなとか、匂い大丈夫かなとか、学生みたいなことばっか気にしてた。
1日休みやしって呑気にそんなことしてたら、あっという間に家を出なきゃいけない時間がきた。
遅れてはいけないと思い、急いで向かった。
待ち合わせ場所に着いたらAさんはもう着いていて、この間の仕事の格好とは雰囲気が全然違った。
龍「すいません、お待たせしました」
「いえいえ、私が早く着いただけやし」
龍「行きましょか」
「はい」
化粧の感じも違うんかな？
髪型かな？
とか色々考えてたら黙り込んでしまってたことに気づく。
龍「今日休みなんすか」
何か話さないとって思って、咄嗟に出たのがこれだった。
「休みっていうか...会社辞めちゃった(笑)」
ははっ、って笑うAさんは痛々しくも清々しくもあった。
龍「ゆっくり話しましょうか」
とりあえず立ち話することじゃないと思って、店の中に入った。
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べてぃ。(プロフ) - 春さん» クリスマスは本来日本とは関係のなかった行事ですが、近年イベントとして派手に取り扱われているけど、本来の意味は知らない人が多いということで、そのような表現をしました。今後ともよろしくお願いします(^^) (2020年6月17日 21時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - 春さん» 返信遅くなりすいません。誤字に関しては直しました。色々と教えて下さりありがとうございます（ ; ; ）プレゼントに関してですが、日本のお話です。→続き (2020年6月17日 21時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
春 - 続けてのコメントですみません(>_<) 主人公ちゃんが居る所って海外とかじゃないですよね？ だって日本では縁のないはずのクリスマスってあった ので...。 (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - おはようございます(*^^*) 物語読んでいて疑問に思ったのですが...。 (涼) プレゼントのここの部分 日本とは縁のないはずのクリスマスに、なぜか心を躍らせて街を歩く無数のカップル達。 これって日本のお話ですよね？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ページ9のここの部分 ○○←名前は亜嵐に肩に頭を乗せる。 これ正しくは亜嵐の肩にではないんでしょうか？ (2020年5月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月25日 18時
