金色夜叉の手記〈文豪ストレイドッグス〉

女子会だ！（女子会がしたい！を読んでからお願いします。） ページ13

今日は女子会だ。

主の部屋をﾜﾚがセッティングした
頑張ったぞ、ﾜﾚ！

菓子は銀と樋口が持ってくるようだ。有難い。


エ「さあ！始めましょー！」


エ「こういう時は恋バナが定番って聞いたんだけど、誰かあるかしら？」

…視線がある人物に集中する
そう、樋口だ。

樋「えー…私は、あ、あの、芥川先輩を敬愛しております」
紅「知っておる」
エ「知ってるわ」
銀「(頷く)」『(頷く)』
Q「？」

エ「アクタガワのどこが好きなの？」
樋「すっ、好き？！えー、その、いつもクールで凛々しいところ…？」
紅「何故疑問形なのじゃ…？」
エ「クールと凛々しいって同じじゃない？」

Q「ｱｸﾀｶﾞﾜ？ってだぁれ？」
銀「！！」『！！』

まずい…

樋「何？！Qは芥川先輩を知らないのか？？？あのお方を？？？探偵社さえも恐れる芥川先輩だぞ？？？芥川先輩は強くて美しくて普段はクールだが結構直情的で
紅「やめよ」

エ「この話はやめた方が良さそうね」

『銀と樋口が用意してくれた菓子でも食べましょう。飲み物は紅茶で良いですか？』

エ「良いわよ」
紅「気が利くのう」
樋「有難う御座います！」
Q「えへ、楽しみ！」

銀「…て、手伝います」


銀…！なんて良い子なの！！！

『銀、有難う。皆様少々お待ち下さい。』

エリス「ゆっくりで良いわよー！」


そして帰って来たら…

写真撮影会が開催されていた

エリスちゃんとQが楽しそうにポージングしている

樋「エリス嬢、もう少し左へ」
エ「こうかしら？」
樋「あ、いえ私からみて左なので右ですね？」
紅「うむ、可愛らしいのう〜。では、撮るぞ」
ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

『…何故？』
紅「首領殿に頼まれての」

…ああ！あれか！！！
あれって写真撮っとけってことだったのか！

うわぁ、意思疎通が素晴らしい

紅「銀、樋口、金色夜叉も一緒に撮ろうぞ」
銀「？？」
樋「では、ご一緒させていただきます！」
『主が入ってﾜﾚが撮れば良いのでは？』
紅「タイマーで撮る故、心配は要らぬ」
エ「つまりコウヨウはタイマーが使いたいのね！」
紅「そうとも言うの」

紅「さあ並ぶのじゃ。銀、もう少し樋口の方へ寄るのじゃ。Qはそこで良いぞ。」

紅「うむ、良い。では撮るぞ」

6,5,4,3,

エ「さあ、笑ってー！」

2,1,ﾊﾟｼｬｯ


エ「今日は楽しかったわ！またやりましょう！」
樋『ええ、ぜひ！』

紅「おお、そうじゃ。」

主が写真を皆に配る


うん、皆楽しそうで良い写真だ

ﾜﾚは1人微笑んだのだった

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