第六十八訓 ページ20
しばらくの間
2人は抱き合っていたが、Aの目の前にとある物体が現れた。
それは黒くてテカテカしてて台所などに必ずと言っていいほど居座っている物体。下手をすれば10人が全て声を上げて逃げていくであろう物体。
そう、〖G〗である
それを目撃してしまったA。銀時はその物体にまだ気づいていない。Aが微動だにしなくったことを不審に思い、銀時はAに声をかけようとした。
その次の瞬間、
バキッ
ドスンッ
いつの間にか銀時は壁にめり込んでおり、目の前には星が回っていた。Aに投げられたのだ。
Aは何事も無かったかのようにその場を去っていった。
「…なんで投げられたの俺?」
・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
松陽は部屋でゆっくりと寛いでいた。そこにいきなり猛スピードでAが松陽に突進してきた。松陽は初め驚いたが、少し震えているAをみて察しがついた。
「また、虫が出たのかい?」
その問に、Aはコクリと首を縦に降った。
その様子に松陽は頬笑みを浮かべた。いつもは飄々としており、女子らしからぬ行動ばかりしている子だが、〖虫が苦手〗である事からこうした行動に可愛らしさを感じている。
「今回は何処で見たんですか?」
「………あっちの縁側。…だけど驚いて近くにいた銀時をその物体目掛けて投げたからもういないと思う」
「おや?銀時がそばに居たんですか?なら銀時に助けを求めればよかったのに」
「………が………あ………わけ…い…ろ」
周囲には聞こえないほど小さな声でAは呟いた。しかし、その呟きは松陽の耳にしっかり入っており、Aの頭を優しく撫でたのだった。
(…松陽以外に甘えられるわけないだろ)
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ジャンプ大好き娘(プロフ) - ミリアさん» 返信ありがとうございます!!!お気遣いありがとうございます!!!大変時間がかかると思いますが、リクエスト&更新頑張らせていただきます!!! (2017年8月9日 23時) (レス) id: a08f40c909 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 検討してくれてありがとうございます楽しみにしてます無理はしないでくださいこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月7日 17時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプ大好き娘(プロフ) - ミリアさん» コメント&リクエストありがとうございます!!!大好きと言っていただけて感謝です!!!そして初めてリクエストを頂き少々手が震えております。Kの方は申し訳ありませんが、知らないため作成することは出来ませんが、リボーンの方少し検討してみます!!! (2017年8月6日 23時) (レス) id: a08f40c909 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプ大好き娘(プロフ) - マヨさん» コメントありがとうございます!!!そんな…面白いだなんて。゚∵( TДT)∵゚そんな嬉しいこと言ってくださるなんて感激です!!!精一杯頑張らせていただきます!!! (2017年8月6日 23時) (レス) id: a08f40c909 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく面白かったです大好きな作品になりました続きがすごく楽しみですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってくださいね。 (2017年8月6日 14時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジャンプ大好き娘 | 作成日時:2016年7月12日 0時