〆 ページ11
私にはこの世は辛すぎました。
人間関係という金魚の糞の様にくっついてくるソレが、とても重く辛いのです。
まるで、重りを背負って海に潜っているかのよう。
息を吸いたくても、させてくれないのです。
それならば、根本を見ればいい
そう思った私は仮面を見るという不思議な力を手に入れました。
根本がわかれば、付き合いやすい
などという、安直でお馬鹿な考えだったのです。
勿論、その結果は残念なものでした。
その力は余計に私を苦しめ、どん底に落としていきました。
光が差し込み、救いの手が伸ばされようとも全てを諦めていた私は、その救いの手ですら悪魔の手に見え恐怖から握ることができなかったのです。
こんな辛い世の中にいるくらいなら、いっそ…
そんなことを思ったあの日
意地悪なことに、神はまだ私をこの海へまだ放っていたいようで
運命とも言える人に出会いました
年下の彼も同じ様に疲れきっていたんです。
その後私の人生がどうなったかは、皆さんのご想像におまかせしますよ。
昔は辛かったですが、今では生きたいって思えるのですから。
ん?あぁ、そう。過去形なんですよ。
だって、今は幸せですもの。
彼も、私も、ね。
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みちる。(プロフ) - ローランさん» 遅くなってしまってすみません。とても有難く広まって欲しいとも思いますが、オススメして頂けるような大層な小説でもありませんので…。 (2018年4月17日 0時) (レス) id: 4bbaf7c913 (このIDを非表示/違反報告)
ローラン - ご主人様、あのねを俺のオススメの作品ってリンク貼りたいんですけど、いいですか? (2018年4月13日 21時) (レス) id: 7213670554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちる。 | 作成日時:2018年2月15日 1時