妹です。参の24 ページ25
目を覚ますと四人が顔を覗いていた。四人とはお馴染みの兄貴、銀兄、晋兄、坂本さん。
「おはよう、いい夢見れたか?気持ち良さそうに寝てたな」
兄貴が頬をペチペチと触る、体を起き上がらせ寝癖を手櫛で整えた。
「晋兄は体調大丈夫?」
「あぁ、お前の看病の賜物だなァ」
ニヤッと笑う、晋兄以外がすごい顔をしている。
誤解を生みそうな言動だ。
「違うからね?普通に看病してたから!」
「何言ってんだ、昨日あんなに気持ち良さそうに…」
「お前が何言ってんだぁぁぁぁぁッ!!」
そう叫びながら晋兄に飛び蹴りを食らわす。
そして倒れた晋兄の上に座った。
「たーかーすーぎー!貴様ァAに何というハレンチな!」
「違うって言ってんでしょうがッ!!」
皆ボケ倒すのは大概にしてほしいものだ。
ツッコミ不在だから、私も上手く突っ込めているのかわからない。これをツッコミと呼んでいいのか。
「それより朝飯食おうぜ、腹が減っては戦はできぬってな」
銀兄がそう言うので晋兄の上から退く。
皆が部屋を出たと思ったら坂本さんが襖の所からちょいちょいと手招きをして来た。
「坂本さん?どうしました」
「言っとったじゃろ、そんな他人行儀な呼び方やめちょくれって」
「えっと…」
ジリジリと近づいてくる坂本さんに対し、私もそれに合わせて後ずさりする。いつもと違う妙に色っぽい笑みを浮かべながら迫ってくる。
背中に襖がありガタンと音を立てた。
「た、辰兄」
「……おんしゃぁ、めんこいのぉ。どいてそんな可愛い顔するんじゃ」
「は!?う、うるさい!皆の所早く行こ…」
早足で廊下を歩く。顔が熱い、きっと暑さのせい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新サボって申し訳ないです。
そんなことより(←)ザキの年齢に作者衝撃です、衝撃的すぎて受け止めきれてません。夢主ちゃんザキと年齢近いなんて嘘だwwwwwすみませんでした。
462人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
不知火 - 最初から読みました!夢主ちゃん可愛いですね!更新楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年7月31日 19時) (レス) id: 68e4cbd60a (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 凄く面白いです!!更新、楽しみに待っています!頑張ってください! (2016年9月13日 19時) (レス) id: 691f996cf5 (このIDを非表示/違反報告)
かおもじ(=゚ω゚)ノ - 何回見ても面白い! (2016年8月22日 16時) (レス) id: cac7bc222e (このIDを非表示/違反報告)
みゃー(プロフ) - 更新がんばってください (2016年8月4日 14時) (レス) id: d6575d5dcb (このIDを非表示/違反報告)
キラ - ヤバい…涙が…(/_;) (2015年11月17日 20時) (レス) id: 2a19c64327 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ネガティブ | 作成日時:2015年6月21日 4時