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二十六日目 ページ27

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そんな折、新しい刀剣が顕現された。


名を……



「よっ。鶴丸国永だ。俺みたいなのが突然来て驚いたか?」


鶴丸国永と名乗ったその刀剣は、同じ刀剣から見ても神力は別格だった。


また、主曰く「れあ」だそうだ。広間に集められた時に見た嬉しそうな主の顔が忘れられない。



「それでは本丸の説明ついでに近侍をお願いしますね」

「ああ。引き受けよう」

「皆も仲良くしてね」



その主の言葉に短刀たちが元気良く返事をした。それを確認すると主と鶴丸は広間を出ていく。




……珍しい。



真っ先に浮かんだのはそれだった。
今までは俺が近侍だったからか、来たばかりの刀剣に近侍を任すなどあり得なかった。


それほど、主は鶴丸が気に入ったのだろうか。







庭から主の部屋の様子を見る。すっかり習慣化してしまった。



そこからは鶴丸と主が楽しそうに会話をしている姿が見て取れた。二人とも笑顔で並ぶ姿は、絵になっている。思えば前は俺がその位置だったのだ。他の刀剣からはどう映っていたかなんて考えたくはない。






───その時、鶴丸の金色の瞳と目が合った。




「……主、あいつは?」


「え?」



(まずい……)




何もやましいことはない。にも関わらず、足早にその場を去ってしまうのは罪悪感からの後ろめたさからか。



主がこちらを見る前に、布を深く被り庭を通って玄関の方へと抜けた。



安堵から思いきり息を吐く。


だが、この時の俺はさらに主との距離が開くことが起こるなど、知る由もなかった。

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華骸(プロフ) - 小豆☆抹茶さん» コメントありがとうございます! 分かってくれますか、まんばちゃんの可愛さを! 同士ですね(о´∀`о) これからもたくさんまんばちゃんを愛でていきましょう!! (2017年3月22日 21時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
小豆☆抹茶 - まんばちゃんの愛らしさ…凄く分かります!私も、初期刀まんばちゃんです!まんばちゃんです!!!!!! (2017年3月21日 18時) (レス) id: 62f8b9fffc (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - 亜乃歌さん» コメントありがとうございます! やはりまんばちゃんですよね! みな、違った可愛さが有りますが、まんばちゃんは放っておけないタイプだと私は思います(笑) 読んでくださりありがとうございました!(ノ´∀`*) (2017年1月26日 18時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - 沖田凛和さん» コメントありがとうございます! これは私の妄想の小説になりますが、実際にこんな感じだと可愛いですよね! と言うか、まんばちゃんの全部が可愛いですよね(*≧∀≦*) (2017年1月26日 18時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
亜乃歌(プロフ) - めっちゃ面白かったです!ちなみに私も初期刀まんばです(´▽`*) (2017年1月25日 21時) (レス) id: a5d27731cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華骸 | 作成日時:2016年9月24日 21時

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