二十一日目 ページ22
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庭先で、キョロキョロと辺りを見渡すまんばちゃんを見掛けた。何かを探しているようにも見える。どうしたと言うのだろうか。
私は近づいて声をかける。
「まんばちゃん？ 何か探し物？ だったら私も手伝うよ」
すると彼は肩を弾ませ私を振り返り、
「な、何でもない」
そう言ってまんばちゃんは目を合わせることもなく、本丸の中へと入って行ってしまった。
「え……？」
いつものまんばちゃんからは信じられない行動で、私は暫く状況が読み込めず、現実逃避することにした。
「小夜ちゃん！」
「どうしたの？」
まずは小夜ちゃんと触れあってみようと思う。傷ついた私の心を癒して欲しい。小夜ちゃんは初鍛刀で来てくれた子であり、今ではすっかりよき相談相手となっている。
「まんばちゃんが、おかしい」
「山姥切さんが？」
「うん。目を合わせないし冷たい」
「大丈夫だよ。山姥切さんが貴女を嫌うはずがない。僕は……そう思うよ」
「小夜ちゃん……ありがとう！」
普段から無口な小夜ちゃんが言うと言葉に力があり、納得さえしてしまう。
とても励みになる言葉をくれる彼が私は大好きだった。
次は……
「かしゅう〜！」
「わっ、主。どうしたのさ」
飛び付いた私を、加州は難なく受け止めてくれた。彼は二番目に来た打刀であり、小夜ちゃん同様長い付き合いである。
おしゃれな所とか、「愛してね」と言うところとか、もう何と言うか抱き締めてあげたい。
「久し振りにマニキュア塗ってあげよっか！」
「え、本当！？ お願い」
加州に頼んだのは、癒しを貰うため。マニキュアを塗ってあげると彼は目を輝かせて、喜ぶので嫌なことを忘れられた。
「はい！ どう？」
「わぁ……綺麗！ ありがと、主」
「どういたしまして」
「清光〜、万屋行くよー」
「はーい。じゃ、行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
手を振って加州を見送った。
─────────
まんばちゃんだけではなく、他の刀剣男士との触れあいも入れてみました！
最近、夢主が変な方向に暴走しているような気がするのは気のせいかな……？
お気に入り500人突破致しました！ 本当にありがとうございます！(*´ω｀*)これからも頑張って行きます！
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華骸(プロフ) - 小豆☆抹茶さん» コメントありがとうございます！ 分かってくれますか、まんばちゃんの可愛さを！ 同士ですね(о´∀`о) これからもたくさんまんばちゃんを愛でていきましょう！！ (2017年3月22日 21時) (
レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
小豆☆抹茶 - まんばちゃんの愛らしさ…凄く分かります！私も、初期刀まんばちゃんです!まんばちゃんです!!!!!! (2017年3月21日 18時) (レス) id: 62f8b9fffc (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - 亜乃歌さん» コメントありがとうございます！ やはりまんばちゃんですよね！ みな、違った可愛さが有りますが、まんばちゃんは放っておけないタイプだと私は思います(笑) 読んでくださりありがとうございました！(ノ´∀｀*) (2017年1月26日 18時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - 沖田凛和さん» コメントありがとうございます！ これは私の妄想の小説になりますが、実際にこんな感じだと可愛いですよね！ と言うか、まんばちゃんの全部が可愛いですよね(*≧∀≦*) (2017年1月26日 18時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
亜乃歌(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ちなみに私も初期刀まんばです(´▽｀*) (2017年1月25日 21時) (レス) id: a5d27731cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華骸 | 作成日時：2016年9月24日 21時
