第三十四話 悶える太刀 ページ36
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「燭台切さーん! 見て!」
「ん? どうしたん……った!」
「えっ!?」
「ごめんごめん。少し指を切ったみたいだ」
「あるじー、手入れ部屋!」
燭台切さんはA様を見た瞬間、指を切った。効果は抜群みたい。ふふ、今のA様はかわいーからね! と・く・に、太刀組はメロメロになると思う。
だって……
「ナスなのに……これでは料理用ではなく観賞用にしたいものだね」
紫色の艶々した全身型のナスの着ぐるみ。ナスなのにねぇ。熊やウサギを凌ぐほどにぴったりだった。あっ、ナスが似合う顔って言う訳じゃないよ!
「手入れ部屋行ってくださーい。さ、次は粟田口」
「乱って、時々
「いち兄! 見てみて」
「何だぃ……ん"ん"!」
「わぁー! いち兄が!」
いち兄は
次は三条派。
「ンン!」
「これは可愛らしい」
「ぼく、つぎからなすはのこさないようにします!」
「うむ! いい心掛けだな!」
「これはこれは……」
部屋は桜で埋まった。三日月さんが抱っこを強要してきたけど、拒んだよ。
それからはすれ違う刀剣たちに見せてあるいた。みんな、可愛いって言ってくれて、微笑んだ。
本丸全体が和んだから、次はもっと違う服を着せたいな。
ふふっ!
「乱、次はこれを」
「ひよこ? 可愛いね!」
「ピーマンもいいんじゃないかい?」
「是非、俺の着物を……」
「いや、三日月さんの着物なんてないから」
「そうか、残念だなぁ……」
───────
独断と偏見でナスにしました!
好き嫌いする短刀たちに効果抜群だったら嬉しい(*´ω`*)
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華骸(プロフ) - 彼岸さん» ご指摘ありがとうございます! 勉強不足でした、すみません……。これから書き直してきたいと思います! 期待に応えられるような作品に近づけられるよう頑張ります(o゜◇゜)ゝ (2016年5月15日 15時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸 - 三日月ほとんどあなやしか言ってないじゃないですか。もう少し頑張ってください (2016年5月15日 1時) (レス) id: 1299317818 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸 - あなやの使い方間違ってるよ (2016年5月15日 1時) (レス) id: 1299317818 (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - kotoさん» 返信おくれてすみません! 喉は大丈夫ですか? リクエストして貰えたのが嬉しくて直ぐ様書きました(笑)喜んでいただけたなら幸いです(о´∀`о) (2016年5月9日 19時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 夜中(※丑三つ刻)に布団の中で続き読んでたら声にならない声で叫んでました。(ひぃ、喉痛い。)リクエストにこんなに早く対応して頂けるとは……ありがとうございます!(*´∀`*) (2016年5月9日 2時) (レス) id: cd7f3fd207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華骸 | 作成日時:2016年4月6日 20時