第二十七話 賑やかな ページ29
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今起こっていることを簡潔に言おうか。
Aちゃんの世話の当番を待っていられない刀剣たちが僕らの部屋にやって来ていた。
「へへ、かわいー」
「兄様……今笑ったよ」
「小夜を兄だと認識したのではないでしょうか」
「和睦、ですね」
「わー！ 兼さんも抱っこしてみようよ！」
「いや、俺は……」
「うぉー。ちっちゃいなぁ！」
たちまち部屋は狭くなり、賑やかになった。今はもう、Aちゃんはあっちに抱かれ、こっちに抱かれと次から次へ移動している。
朝から早くも数時間後。
昼餉を食べ終えたあとはこの様だった。待ちきれないと好奇心がある蛍丸くんが最初。来派はまだまだだからと、抱っこしに来たのだが……
蛍丸くんの後に明石くんと愛染くんが部屋に来た。
……すると小夜くんが襖から覗いていたので招き入れたところ、宗三くんと江雪さんが後に続く。
次に堀川くんに和泉守くん獅子王くん、青江くん。
そして
「おっ、やってるねぇ！」
「失礼します。何やら賑やかでしたので」
「兄ちゃん兄ちゃん！ 見て！ 可愛い！」
太郎さん次郎さん虎徹派の三人。ちらりとこちらを気にしているのは山姥切くん。
おいでと手招きするけれど、山姥切くんは残念ながら行ってしまった。
「だ、あー」
「痛い痛い！ 髪を引っ張らないでおくれよ」
「はは。じろさん、顔崩壊してるー」
「何か言ったかい？」
浦島くんを挟んで何やら睨み合っている蜂須賀くんと長曽根さん。
浦島くんのためにも、Aちゃんのためにも、今すぐ和解してほしいかな。
──────と。
「あらあら、何の騒ぎ？」
わいわいと話が弾むなか、凛とした声が通った。
思わず廊下を見れば微笑む主と長谷部くんがこちらを見ていた。
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華骸(プロフ) - 彼岸さん» ご指摘ありがとうございます！ 勉強不足でした、すみません……。これから書き直してきたいと思います！ 期待に応えられるような作品に近づけられるよう頑張ります(o゜◇゜)ゝ (2016年5月15日 15時) (
レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸 - 三日月ほとんどあなやしか言ってないじゃないですか。もう少し頑張ってください (2016年5月15日 1時) (レス) id: 1299317818 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸 - あなやの使い方間違ってるよ (2016年5月15日 1時) (レス) id: 1299317818 (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - kotoさん» 返信おくれてすみません！ 喉は大丈夫ですか？ リクエストして貰えたのが嬉しくて直ぐ様書きました(笑)喜んでいただけたなら幸いです(о´∀`о) (2016年5月9日 19時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 夜中(※丑三つ刻)に布団の中で続き読んでたら声にならない声で叫んでました。(ひぃ、喉痛い。)リクエストにこんなに早く対応して頂けるとは……ありがとうございます！(*´∀`*) (2016年5月9日 2時) (レス) id: cd7f3fd207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華骸 | 作成日時：2016年4月6日 20時
