探偵社勤務の喰種捜査官【文スト】【東京喰種】

出来ること27 ページ28

中「まァそんな話は置いといてだな。今日から俺の相棒として頼むぜ。」



『はい、精一杯働かせて.....



え？？相棒？？？？』


え？普通今日来たばっかの奴に相棒なんて頼む？？



中「おう。駄目か？？俺はお前の監視係、ンでもってお前はある組織探してンだろ？？」



成程、行動しやすいかもな。


『わ、かりました。とても着いていけなそうですが、、』



中「...それからよ、、、まぁなんだ。お前の分は俺が始末してやるから...だからよ、、」



頬をかきながら照れくさそうに目線を逸らす彼。



「始末」というのは殺人のことだろう。


よほど彼には私が人を殺せないお人好しに見えたらしい。


.....まぁ殺したくはない。



『優しいンですね。中也さんって。』



中「んなっ...！！お前よォ、、ストレートだなァ...。(笑顔...可愛いな。)」



中也さんってコロコロ表情変わって可愛らしいな。


ちっちゃいけど()



『中也さん。』



中「あ？？」



『私、今日会ったばかりですけど...中也さんがどんなに優しいか...とても分かりました。太宰さんが私を送ってくれたのは...貴方が受け取り役だったからなんですね。何かお2人で仕事なさってたりしたんですか？』



中「思い出したくもねぇな。あいつのことなんてよ。」



『覚えてるくせに。』



中「うっせ。」



聞くのはまた今度にしよう。


ちょっとだけ、ポートマフィアも気に入った。


全ては中也さんがいい人だからなんだろう。


明日からの不安も大きいが、今は中也さんの優しさに免じてここに留まろうと思う。

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