気になるあの娘は先輩グループの紅一点【Kazuma.K】

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龍｢もう、ほとんど潰れてるやん｣

亜｢これ食べてお開きにしようか｣



亜｢…っていうことがあったんだけどさ(笑)｣

『あー！そんでさあれでしょ？ メンディーくんが』

涼｢そうそう｣

龍｢え、僕知らんのやけど｣

北｢あ！前なんかAちゃん言ってたやつか！｣

陸｢あー！どうりで(笑)｣

壱｢超ハイテンションで入ってきた時か(笑)｣





お酒もお話も進んで、そろそろお開きの時間

『タクシー呼ぶから起こしといて』


亜｢任された！
おーいみんな起きてー!｣

『…ちょ、誰が叫んで起こせっつったよ。うるさいわ
うちが防音で良かったね。』

龍｢あ、でも起きたで｣

龍友くんが指を指した方向を見ると、
みんなぞろぞろと起きてくる


玲｢亜嵐くんうるさい｣

裕｢耳死んだと思ったわ｣

隼｢俺耳付いてる？｣

『大丈夫……メンディーくんすげーな。』


亜嵐くんのあの爆音でもメンディーくんは起きなかった

『ほら、メンディー起きろー、泊めないぞー』

ベチベチ叩いてるのに全く起きる気配を感じない


亜｢めっちゃ痛そうそれ｣

玲｢え、あれで起きないメンディーこわ｣

『ほんとそれ。あ、ごめん待ってね』

どう起こそうかと考えていた矢先、
固定電話に電話がかかってきた。


『はいー、』

【あー、オレオレ。】

『え、詐欺ですか？』

【ちげーよ(笑) 齋藤】

『あー、そっか、確かにそうだわ(笑)
どうしました？』

【どうしました？じゃねー
タクシー来たぞ】

『あー！ありがとうでーす』

【おう。気をつけて帰ってくださいって言っといて】

『あーい、じゃねー。』


電話が切れた。


『ほら、タクシー来たってよ』

亜｢メンディーくん連れてくの手伝ってー｣

『私か弱いから無理ー』

玲｢そういう時だけ女子使ってくんなし｣

『なんだぁ？家通してあげたんだぞー』

玲｢はいはい、ありがとう｣

『珍し』

玲｢うざ(笑)｣


玲於くんにいじめられたーかなしーなー


『片付けるから任せんね皆』

玲｢またなー｣

涼｢今日、ありがとうね｣

『いいえー、また明日ねー』

それから口々に挨拶を交わして静かになった自分の家を見渡す。


｢あ、A｣

扉が開いて誰かと思って振り返ると、


『おー、壱馬くんどうした？』

壱｢あのさ、俺のスマホその辺にあったりせん？｣

『ん？あー、コレ？どーぞ』

壱｢ありがとう｣

『うん！またおいで』

壱｢おう！｣

『あ、暇だから下まで送るよ』


上着着ないと寒いよね多分

少しの間の至福の時間→←それにしても、メンツ豪華すぎね？？

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