気になるあの娘は先輩グループの紅一点【Kazuma.K】

ニート帰宅 ページ31

｢ただいまー｣

玲｢おかえり。
A、ちゃんと買ってきてくれた？｣

『あ！』

陸｢Aちゃん大丈夫、
飲み物は早々に入れてたでしょ(笑)｣

『あ、そうか』



どうも皆さん、涼太です
うちの紅一点は忘れっぽいところがあります。


3歩歩いたら忘れてるレベルです
…ちょっと言い過ぎかな？



『ご飯にしよー！私あっためてくるね』

玲｢壱馬、行け｣

玲於がボソッと隣の壱馬に呼びかけた


壱｢…Aー｣

『んー？』

壱｢俺も手伝うで｣

『ほんとー！？
助かるわー』


Aと壱馬がキッチンに消えたのを見送ると
玲於が話を切り出した。


玲｢もうわかってると思うけど、
壱馬はAが好きで、Aは壱馬が好きなのね？｣

メ｢え！？そうな 玲｢うるさい｣ ごめん｣

玲｢で、Aにいたっては気づいてねぇの｣

まぁ、あの超鈍感が気づくわけないよね
やっぱりかって感じかな


亜｢…俺のAじゃなくなるんだ、｣

｢そもそも亜嵐くんのじゃないでしょ｣

玲｢そこで、俺たちは
とにかくAと壱馬に二人の時間を多く作らせる｣

隼｢ありきたりのね｣

玲｢そう、それでAが気持ちに気づいた日には、
晴れて二人はリア充ってわけ｣


…おかしいな。あの二人よく一緒にいるはずなんだけど(苦笑)


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

大量のピザをAと頑張って温めてます。壱馬です


『壱馬くん、次はー？』

｢あ、ごめん、ちょっと考え事しとった｣

『おつかれ？』

｢まぁ、そこそこ｣

『そうだよねー、うちのメンバーがごめんね…？』

｢そんな、一緒に話せて楽しかったで｣

『ははっ、あの人たち喜ぶわー(笑)』


Aは上機嫌に鼻歌を歌いながら作業をし始めた

『そろそろ、持ってきはじめよーか
壱馬くん、そこの引き出しからさ、
薄くて小さいお皿あるから、いくつだ？
11枚か、多いからいっぺんに持ってかなくてもいいから
お願いしてもいい？』

……なんか、これって



｢何段目？｣

『2段目かな？』

｢あ、これか｣

『そうそう！ありがとう！！』




…新婚、みたいやな。

それにしても、メンツ豪華すぎね？？→←さぁ、拷問の時間だよ

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