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壱｢え……あ、ほんまになんかあったん？｣
しばらくフリーズしてた壱馬くんだったけど
やっと声を発した。
壱馬くんの心臓の音と体温が心地よくて
だんだん、涙腺が緩んできた。
『…が、ずまぐん、』
壱｢…と、とりあえず座ろうや。な？
立って話せるほど軽い話ちゃうみたいやし｣
壱馬くんは泣いてる私をそっと離して
椅子に座らせてくれた
壱｢ほんで？何があったん｣
『…元カレがっ、ヨリ、戻、そうって、
手紙で伝えてきて、』
少し涙が引っ込み途切れ途切れにではあるけど
原型は留めて話せるようになった。
だから全部話した。
壱｢なるほど、とりあえず、
泣くほど嫌な記憶しかないんやな？Aは｣
その問いにコクりと頷くと壱馬くんは悩みはじめた
壱｢家知られとるんよな｣
『うん』
壱｢…そうやなぁ、Aさえ良ければやけど
事が収まるまで家まで送ろか？｣
『…え、いいの？』
壱｢Aの安全が1番やからな。
まぁ、ソイツがどんな奴か知らんけど
隣に男おったら諦めるんちゃう？｣
『…多分、諦めるタイプだと思う』
壱｢じゃ、好都合やな。｣
申し訳ないな……
壱｢あ、申し訳ないとか思わんでな？ 俺の自己満や｣
『…エスパーなの？』
壱｢…？ 普通の人間やで｣
壱馬くんは私が落ち着くまで一緒にいてくれた。
壱｢もう大丈夫そうやな｣
『うん、ありがとう』
壱｢なぁ、ちょっと気になったんやけど｣
『ん？』
壱｢今の家どれくらい住んでるん｣
『つい最近、ここ半年くらいかな』
壱｢あー、じゃあまた引っ越すのもなんかあれやな｣
『そうなのよ。だから困ってる』
壱｢…俺は話聞いたり、
家まで送ったりすることしかできひんけど
…その、何かあったらまた頼ってや。
いつでも、話聞くから｣
心做しか少し壱馬くんの顔が、
赤らめいているように見える。
『…ありがとう』
壱｢…あ、GENEさんに伝えたん？｣
『言いずらくて何も言ってない』
壱｢まぁ、そうか。
手紙に関してはアレやけど…付属品が…な。｣
『…うん』
壱｢うん、
でも自分のタイミングで言った方がええと思うで。
最悪、Aの命が危険にさらされてまうし。
手遅れになる前に相談せえよ？｣
すごく優しい目で私の頭を撫でながら話す壱馬くん。
正直、めちゃくちゃ落ち着く
『うん』
壱｢あ、でも、帰り道は守るから安心してな｣
『…うん』
そんなこと言われたらニヤけるじゃん。
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ねこ(プロフ) - 夕さん» 1番最初ページのとこですよね？自分でも確認したらできてたんですけど、、、苗字の件に関してはすみません、。 (9月16日 6時) (
レス) @page1 id: 5a134d4152 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - 続けてのコメントですみません。。。 それと名字は固定なんですね。。。 それならそうで前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (9月16日 0時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くにすみません。。。 前読んでいた時は気が付かなかったのですが。。。 一番下の●登場人物設定で○なまえ ○name ○NAME設定したのにWikipediaの所を読んだら設定した名前が反映されないのですが。。。 (9月16日 0時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 夕さん» あ、すみませんわざとです。そんで題名もわざとです。確かに合ってないかもって思うこともありますけど。その解釈で構いません。意味は同じですご指摘ありがとうございました (2022年8月21日 2時) (レス) id: b487f5c3f7 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - また続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 私パフォーマーなんですけどのここの部分 一気に9人もいなくなり、トレーニング室は静まった みんな忙しいのか私一人しかいない これ正しくは静まり返ったではないんでしょうか？ (2022年8月21日 2時) (レス) @page35 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モコ | 作成日時：2022年3月15日 10時
