気になるあの娘は先輩グループの紅一点【Kazuma.K】

遂に！！！ ページ11

今日、新たな場所に立つ



『みんな！デビューおめでとう！』

相変わらず元気に入ってきたTRIBEの紅一点A。


『じゃあね！』

陸｢え、それだけ！？｣

『仕事なんだわ！また後で改めてお祝いするね！』

ほんま、嵐みたいなやつやな。


今日からすれば結構前の話になるけど
LINE交換騒動があった日の後から
Aとはよく喋るようになった。


そんで、今日初めて2人で出かけることも決まっている。


慎｢…壱馬さんどうかしました？｣

｢え、いや、何もないで｣


慎は答えを聞くと不思議そうな顔をして
トレーニングしに行きましょと言って扉に向かった


ふと、スマホの画面を見ると
Aからメッセージが来ていた


みまりんずっと思ってたんだけどさ
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○8;04
かずまくんっていい声してるよね
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○8;04

ほんま?ありがとう既読
9;28
Aのダンスも見かけによらずかっこええで
既読
9;28

みまりん見かけによらずってなんだし笑
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○9;32

そのまんまや笑
既読
9;32

みまりんひどー笑
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○9;33

笑 仕事、頑張ってな!
既読
9;33

みまりんありがとー!
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○9;33
【ありがとうと言ってるスタンプ】
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○9;33


慎｢あー、なるほど。
最近壱馬さんを悩ませてんのはAさんですか｣

｢…！？ 悩んでへんよ？｣

慎｢そうですか？
…Aさんのことなら
壱馬さんよりも知ってるつもりなんで、
なんでも聞いてくださいね｣

｢…お、おう…頼りにしてるわ｣

仕事の合間→←それから1年が経ちました

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す