参拾陸。 ページ46
炭治郎「…禰豆子っ!」
禰豆子「…ん!」
不死川さんから顔を…背けた。
炭治郎「…禰豆子!」
お館様「どう…したのかな。」
「鬼の女の子はそっぽ向きました。不死川様に3度刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して、噛まなかったです。」
よく、耐えたね…禰豆子…!
お館様「炭治郎、A。それでも禰豆子のことを心よく思わない者もいるだろう。証明しなければならない。これから。君たちが鬼殺隊として戦えること、役に立てることを。」
(冨岡さんが腕を離してくれた…!)
私達は頭を下げる。
お館様「十二鬼月を倒しておいで。そしたらみんなに認められる。君たちの言葉の重みが変わってくる。」
言葉の重み…
炭治郎「俺たちは必ず!鬼舞辻無惨を倒します!俺達が悲しみの連鎖を断ち切るために、刃を振るう!」
よかった…炭治郎も私と同じ気持ちだ。
お館様「今の炭治郎にはできないだろうから、まずは十二鬼月を1人倒そうね。」
そう言われ顔を真っ赤にする炭治郎。
つられてみんなにも笑みが溢れる。
(…さっき、炭治郎にはって言った気がしたけど、気のせいだよね。)
ヘビみたいにネチネチしてる人と不死川さん、炭治郎がそれぞれ注意を受けてしまった。
お館様「炭治郎の話はこれで終わり。炭治郎と禰豆子は下がっていいよ。」
(…私、だけ…呼ばれなかった。今のは聞き間違えなんかじゃない…)
私が考え込んでいる間、炭治郎達は胡蝶さんの蝶屋敷という場所に連れて行かれたらしい。
お館様「…さて、次はAについて話さなければなならないね。」
不死川「こいつについてですか?こいつに何があるというんです?」
お館様「Aはね、術が使えるんだよ。身内を鬼に殺された時、たまたま無惨に遭遇してしまった。だから、Aは無惨に2回遭遇したことになるね。」
お館様は柱に私のことを全て話してくださった。
お館様「みんなはどう思うかは分からない。だけど、私の話を聞いてほしい。Aを柱合会議に迎え入れたいと思っている。」
…?!どうして…なんで私なんか…
お館様「もちろんAは柱になる条件は満たしていない。でも、Aの力は柱に匹敵する。A、捌の術を出してごらん。そうだね…無一郎。Aの術を破ってごらん。」
捌の術…?なぜ私にそれを…?
A「…氷の呼吸____________捌の術____________玲瓏氷壁____________」
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
金糖の少女 - たんじろーと兄妹もの探してたので助かります。トんだ。 (11月25日 22時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - こと小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。続編の方も読んでくださると嬉しいです!!来年も楽しいこと、辛いこといっぱいあると思います。お互い、頑張って乗り越えていきましょう!良いお年をお過ごしください! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - こちらこそいつもありがとうございます!!お話楽しみにしてますね!! (2020年12月29日 7時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 両方ですね!お好みで、読んでもらう形にします!ありがとうございます!挑戦してみます! (2020年12月29日 0時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます♪♪楽しみにしてます!!両方のオチとかは作れたりします!!両方大好きなので!! (2020年12月28日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:板チョコミント。 | 作成日時:2020年12月17日 19時