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-いっしゅん。 ページ9

No side


『こうだよね?』

HS「はい。
珍しいですね、緊張してるんですか?」

『いつもしてるよ』



レッドカーペットを終え、控え室に向かいながらリハーサルで指摘を受けた部分の振り確認をしているA。

そんな彼女の華奢な肩にかかるのは、ジョングクが報道陣の前で見せつけるように羽織らせたジャケット。

苦笑いの報道陣と、それを気にもしていないメンバーたちの図は、もはや恒例となりつつあるものである。



『あまり考えすぎるのも良くないって分かってるけど何度も確認しないと気が済まないんだよね』



そう言えばホソクは“ヌナらしい”と笑っているが、彼もなんだかんだでギリギリまで確認しているメンバーである。





 





NJ「...?
なんだか騒がしいな」

JM「なにかあったんですかね」



控え室に向かうにつれて騒がしくなる空間に誰もが首を傾げる。

心なしかスタッフが走り回っていて誰かを探しているような。
そんなことを考えるメンバーの耳に入って来たのは、



YM「いた!」



スタッフであるユミの大きな声だ。

ホッとしたような表情を見せる彼女は凄い勢いでメンバーに駆け寄り“早く控え室に!”と背中を押した。



『どうしたんです?』

YM「不審者。
特にA、アンタは私から離れないで」



その言葉で急いで階段を降り始めた時だった。





 





YM「A避けてっっっっ!!!」



聞いたことのないくらい大きな声で叫ぶユミにハッとしてメンバーたちが顔を上げると。

自分たちとは逆に階段を駆け上がってくる女が目に入り。

その女が腕を挙げた瞬間に、その手に握られている刃物に気がついた。





「死ね!!!!!」





Aが羽織っていたジョングクのジャケットに切れ込みが入り、階段に落ちる。

避けようとしたAは階段から足を踏み外す。

Aを支えたソクジンは手すりを掴むが、勢いの付きすぎた2人分の体重は支えきれなかったようで、そのまま階段を落ちてゆく。



他のメンバーが声を上げる間もなく、2人は階段の下に横たわった。

-ヌナへの恐怖→←MAMA



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まりも(プロフ) - 優菜さん» ユンギさんとホソクさんですね!リクエストありがとうございます!応援ありがとうございます☺️頑張ります❣️ (3月28日 22時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
優菜(プロフ) - こんにちわ(*´∀`*)ノ いつも楽しみにしてます😊ユンギとホビとの絡みがもっと見たいです!これからも頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧応援してます!! (3月22日 21時) (レス) id: 46a939e557 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - kazunokoさん» リクエストありがとうございます!ENHYPENに詳しくないのでおかしな所があるかもしれませんがご了承下さい😢しばしお待ちを...! (12月12日 8時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
kazunoko(プロフ) - リクエストって受け付けてますか…?ENHYPENの子たちとの絡みがみたいです…!よろしければご検討お願いいたします🙇‍♀️ (12月9日 7時) (レス) id: 38c9d09af9 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります! (11月14日 0時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりも | 作成日時:2023年10月1日 0時

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