君の記憶をなくしてもいつまでも

「隆ちゃん。
私ね、隆ちゃんと別れたいの」

好きだから君を想った。
好きだから嘘をついた。
優しい君は
「そっか」とつぶやくと
私の髪をクシャクシャっとなでた。

その温もりに
涙があふれそうになるのを必死に堪えた。
「行かないで」

そういえたならどれだけ良かっただろう。

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これは、あなたと、彼氏の物語。

※sideはほぼあなた
※関西✖
※標準語
※高校生
※めっちゃ長小説です
※ある小説参考
※学生なので、更新亀
土日、更新。ごくたまに、平日。

末長くお願いします執筆状態：連載中