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若武の能力 ページ6

若「諸君、静粛に。立花調査委員が天然なのは、
 よく分かった。しかし、今は神聖なる会議の時
 間だ。」

 若武…上杉君がウエッて顔してるよ。

翼「若武は、話から置いてけぼりになっちゃって
 早く話を変えたかったんだね。」

 翼が、コソッと教えてくれた。

忍「で、結局俺達何の為に集められたんだ?」

 若武は、よくぞ聞いてくれたという顔をして皆を見渡した。

若「明日から、夏休みだろ?だから、KZで泊りがけの勉強会を開催したいと思う!」

忍「家で勉強すればいいじゃね。」

上「ん。わざわざ泊りがけでする必要もない。」

 えー。私は良いと思うけどな。
 受験勉強教えて欲しいし。

 あ、でも私、皆に受験すること話してない。
 落ちたら、恥ずかしいし、皆も受験あるから迷惑かけたくなかったからね。
 じゃあ、私は普通にテスト勉強を教えて欲しいって言おうかな。
 勉強会なら、ママも許可してくれるだろうし。

彩「私は、良いと思うよ。」

若「本当か!なら後の説得は簡単だ。」

 若武は、目をキラキラさせながら皆を見た。
 
 あ、若武劇場が開幕するぞ。

若「皆よく考え直してみろ。我々は、受験を控え
 ている。そして、ここには各教科のエキスパー
 トがいるんだ。」

上「だから、なんだ。」

若「つまり、それぞれの得意科目を合わせれば、
 有意義な受験勉強になるぞ。そこでだ。泊まり
 がけにすれば、いちいち移動時間を取る必要も
 無くなるぞ。」

黒「クスッ。じゃあ、若武大先生は、何処に泊ま
 るつもりなの?」

 確かに…。そこが、大切だよね。

若「明日から、夏休みで、島崎さんも休暇をとっ
 てもらってるから、明日から一週間家が使える
 んだ。だから、そこは心配しなくていい。」

黒「なら、俺はやってもいいよ。」

忍「俺も、面白そうだからやる!」

翼「俺もいいよー。」

小「僕もいいと思うよ。」

 後は…

上「チッ、わーたよ。」

 皆結局、若武劇場に負けちゃたね。
 若武の詐欺能力は、衰えを知らないのかな。

若「よっしゃー!なら、明日、九時に俺の家に集
 合な!」

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , シリアス , 色ねいろ   
作品ジャンル:泣ける話
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まや - 面白いです‼これからも頑張ってください‼楽しみにしてます♡ (2022年8月12日 15時) (レス) @page19 id: d6360398c5 (このIDを非表示/違反報告)
色 ねいろ(プロフ) - 評価有難うございます! (2022年6月6日 17時) (レス) id: 4b0ba03b62 (このIDを非表示/違反報告)
色 ねいろ(プロフ) - コメント凄く嬉しいです。有難うございます。 (2022年6月1日 23時) (レス) id: 4b0ba03b62 (このIDを非表示/違反報告)
色 ねいろ(プロフ) - お気に入り、評価有難うございます! (2022年5月31日 23時) (レス) id: 4b0ba03b62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色 ねいろ | 作成日時:2022年5月30日 0時

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