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私は今猛烈に悩んでいる
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.
「 行き先聞いてないから服どうしたらいいの…？！ 」
そう、明日一緒に遊ぶのに何を着ていいか。だ。
治くん絶対かっこいいし、私もおしゃれしないと！と意気込んで早１時間
鏡の前にはたくさんの洋服が投げ出されその中心で悩んでいる私
「 何着たらええの…？ 」
頭を悩ませても全然浮かんでこない為一度お茶でも飲もうと思いリビングへと降りる
キッチンでは母がトントンと夕食を作っていた
ふと、お母さんはデートの時何を着ていったんだろうと気になった
「 お母さん 」
「 なに？ 」
「 お母さんってデートの時何着て行っとったん？ 」
「 デート？いきなりどうしたの？彼氏でもできた？ 」
「 か、彼氏ちゃうし！！ 」
「 ふふ、じゃあ好きな人なのね 」
微笑みながらズバッと的確に当てる母に白旗をあげながらそうなのという意を込め、頷いた
手に持っていたお玉を台所に置いて私にこっちおいでと手を引く
向かった先はお母さんの寝室で不思議に思う
「 これね、私がお父さんとの初めてのデートに着て行ったやつなんよ 」
「 まだ取っとったん？ 」
「 Aに似合うと思ってね 」
「 可愛い、これ 」
「 せやろ？絶対似合うと思うんよ、これ着て行ったらどう？ 」
にこにこしながら私にその服を当ててくる母に母は偉大だと思った
私が悩んでいた小１時間を母はたった数分で解決してしまのだ
「 あとはまあ、メイク頑張りな 」
「 あたしメイク苦手… 」
「 大丈夫、上手や 」
パチっとウインクを決める母は本当に４０代なのだろうかと思う
まあ口にしたら怒られるからここは安静にということで
何はともあれ決まった服
お母さんから手渡されたのはグレーを基調としたスカート
これに手持ちのセーターを合わせてブラウンの鞄を持てば大丈夫だろう
「 ア"ッ、まって、これってデート？ 」
意識した瞬間、ぽぽ、と暖かくなる自分の顔に気付かないフリをして
新たに浮上した問題に直面しながらもいそいそと手を動かして準備を進めた
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Mio☆(プロフ) - この作品自分得しかなくてやばいですわ(語彙力)ホントもう最高です！治くんは最推しなんで嬉しすぎます！これからも色んな作品頑張ってください！ (2020年8月7日 1時) (
レス) id: 9e6d898a3b (このIDを非表示/違反報告)
仔犬(プロフ) - ゆい。さん» コメントありがとうございます…！好きと言ってもらえてとても嬉しいです(o^^o)応援ありがとうございます！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: 8b2aa36d50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - 更新お待ちしておりました …！！！！！好きです！！！！心身共に無理のない範囲で更新頑張ってください、応援しています (2020年6月4日 19時) (レス) id: e77c7b5ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仔犬
| 作成日時：2020年5月22日 15時
