アメ。4 ページ4
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もうすぐ梅雨の時期が来る。
「もうすぐ梅雨だね」
新開「もう、そんな時期か、」
荒北「雨とか、ウザいよなァ。」
「そぉ?私は好きだよ。」
新開「おめさん、そんな顔してる。」
私は、新開くんに恋してる。
片思い歴1年だ。
新開くんは、誰にでも優しくて、特別って感じの子はいない。
東堂くんより、ファンの数が多い。
東堂くんは、認めてないけどね。
東堂「花岡は、雨好きなのに、傘を忘れるのだな」
東堂くんが、やけに高い声で、そんなことを言って、鼻で笑った。
「この前は、天気予報士が嘘ついて……」
荒北「天気予報士のせいかヨ!」
新開「いや、そうだろ。
天気を予想するのは、天気予報士の仕事だしな」
荒北「っんなもん、匂いで大体わかるダロ。」
靖友くんは、変にドヤ顔して言った
東堂「それは、荒北限定だな。」
「わたし、そんなに鼻よくないもん!」
新開「あれ?はな岡なのに?」
「私その、はなじゃないよ!」
新開くんは笑顔で、そうだっけ?とか言っている。
ちょっとした会話なのに、すっごく楽しくて、楽しくてしょうがない。
「…………新開くんと相合傘したかった。」
私の、小さな囁きは誰にも聞かれていないと思ってた。
、
、
、
、
東堂「………………。」
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作者名:まなくりーむ | 作成日時:2017年9月25日 22時