私とみんなと魔法と。〜1年目〜【ハリポタ】

#12 夢 ページ16

「ふあぁ〜...」
夕食を食べ終わって私達は
大広間から戻ってきた

暖炉前のふかふかの椅子は私のお気に入りの指定席♪

スネイプ先生の授業の後、何だか皆元気がなかった

ハーマイオニーは宿題のレポートと格闘中で、
ロンは何だかぼーっとしてる
今回の件で一番元気をなくしたハリーはと言うと、
テーブルに教科書を開いたままなんか考えてる

しばらくしてから、
「終わった！」
と、ハーマイオニーの元気な声

「そろそろみんな寝よ？」
私が声を掛けると、
「そうだね」と声が返ってきた

ハーマイオニーが片付け終わるのを待った後、
ハリーとロンに「おやすみ」をしてから
女子寮へ上がった

ぼふっ、とベッドにダイブする
...なんだか疲れたなぁ

暖かい毛布に包まれながら、私は
ゆっくりと眠りについた_______________


_______________「ねぇ、...？」
_____________「僕が守ってあげる」

眩むような閃光。
次いで「これでもう大丈夫」という
恐ろしく優しい声

...怖い、こわい、コワイ

逃げたいけど逃げられない
今度は私に杖が向けられる

「...ア...ケダ...ラ」

やめて...！

「やめてえぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!!」


ハァ...ハァ...
夢、か。
部屋には明るい日差しが差し込んでいて、
いつもと変わらない様子だった

同室のみんながこちらを心配そうに見ていた
「A...大丈夫？」
ハーマイオニーが遠慮がちに聞いた

「全然大丈夫！ごめんね、起こしちゃって」
なら良かった、と皆はそれぞれの朝支度へ戻った

あの夢は、自分が魔法使いだと知る前から、
ずっと見ていた夢だった
夢の最初は声の主の事を心の底から愛しいと思う
けど、いつも途中で恐ろしいぐらいの恐怖に変わる

私は、声の主を知らないし、
全く一連の夢の出来事に心当たりもない

いつも関連しているのは、
さっきの感情の変化と、
夢を見てから目が覚めると、左腕に焼けるような痛みを感じることだった

ま、ただの夢だし、いっか...

「お腹すいた！ハーマイオニー、ご飯食べよ！」

「じゃあ、行きましょうか」



私はこの時まだ、夢が自身の過去と未来に繋がっていることを知らなかった

______魔法界に関わるような意味がある事も


―――――――――ｷﾘﾄﾘ線―――――――――

これからは、原作ベース＋オリジナル要素で
進めていきます！
※原作捏造しちゃう可能性大

私はあるキャラを推してるのですが
(どうでもいい)

そのキャラとの絡みも入れます！
夢主の前世についても...？

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