SixDays (ページ27)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:46,738 hit

. ページ27

.

初めから無理だって彼自身も分かっていたはずなのに、負けを認めたくないのか激しいキスで誤魔化そうとする。

身体を愛撫する手は震えてて、顔や耳は真っ赤で。

けどそんな彼を見ていると、
段々と愛しさが込み上げてきて。

我慢出来ずに彼を押し倒した。

『ちょ、何すんの。』

「やっぱきょもはこっちだな。
こっちの方が似合ってるよ。」

そう言って涙目で睨む彼の唇を奪った。
わずかに開いた隙間から舌を入れて絡ませる。

『んっ･･･ふぁあ･･･』

彼の口から漏れる吐息すら愛しいと感じてしまう。

「もうわかったでしょ？
きょもは俺に抱かれてればいいの。」

『うるさい。調子に乗んな･･･』

さっきはあんなに可愛い声で鳴いてた癖に。
そうやって涙目で睨んだって逆効果だっつーの。

『きょもって抱かれてる時いつもあんな感じなの？マジ可愛過ぎなんだけど。』

『ねえ北斗はどうだった？さっきの大我。』

『･･･うるせー。俺に振ってくんな。』

あーあ、一瞬にしてメンバーが彼の虜だよもう。

可愛い彼を独り占めしていいのは俺だけなんだから。