~30/2~ ページ33
sm
｢水曜の放課後、告白されたくらい。｣
Br｢はぁ？｣
目の前の彼は眉をひそめ、さっきよりも何か言いたげな顔をする。
｢なんだよ。これ以外は水曜に起きてないぞ。｣
Br｢はぁー。なーんだ。スマさん、それだよ、それ。告白だよ。｣
呼び方が笑からスマさんに戻ったことに少し安堵し、言ってることを説明を願う。
｢どういう事だよ。｣
Br｢どこで告白されたの？｣
｢図書室で、最終下校の30分前くらい。｣
Br｢わーお。まさにきんさんの部活が終わった頃じゃん。｣
｢何が言いたい？｣
Br｢鈍感だなぁ。きんさんが告白されてるところ見ちゃって、思い詰めて抱え込んでるんじゃないの？｣
｢なんできんときがそんなこと、｣
Br｢スマさんが話そうとしてないからじゃない？自分だけ知ってて、本人は話そうとしないからどうすればいいか分からないんだよ、きっと。｣
最後の『きっと』には色々な感情が隠されているように思えたけど、こういう濁し方をするBroooockは包丁を持ち出さないと口を割らない。少し思うところはあるけど、何も言わないことにした。
｢なら、俺に聞いてくればいいのに。｣
Br｢スマさんが付き合ってたら気まずいでしょ。てか、相手は？OKしたの？｣
｢相手は、俺にテスト1点差で勝った夢藤夕桔。返事は＿＿｣
そう伝えるとBroooockに大笑いされ、もういいよ、と2人で雑談を始めた。
ーーー
分けて投稿すみません、文字溢れた……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミミズク(プロフ) - 奏<そう>さん» 長い間応援頂きありがとうございました。コメント、本当に励みになっていました。お褒めの言葉も本当にありがとうございます！！また！！巡り会える日をこちらも楽しみにしております。応援ありがとうございました！！ (2023年4月16日 21時) (
レス) id: 46f6176b06 (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 完結おめでとうございます！このような素晴らしい作品に出会えて嬉しかったです！またいつかお会いできる?日を少しばかり楽しみにしています！改めておめでとうございます！ (2023年4月16日 21時) (レス) @page45 id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 初コメ？失礼します！凄く好きで展開がついつい気になってしまうようなお話で…(足りない語彙力) 応援してますが、無理はなさらず、作者様のペースで… 休養？取るときはぜひちゃんと取ってくださいませ…！作者様のご体調が一番ですので！ (2023年3月11日 7時) (レス) @page16 id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミミズク | 作成日時：2023年2月12日 1時
