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そして次の日。
どうやら転校生が生徒会役員をギャンブルで負かしたらしい、と噂が広まり、私はちょっとした有名人になってしまった。
「ねー！なんであんなにギャンブル強いの？」
「お友達になってー！」
「これなら生徒会入るのも時間の問題かも！」
『あー、あははー』
朝から質問攻めにあい、しかもクラス内だけで無く教室の外にまで私を一目見ようと見物人が沢山いる。
こ、こんなはずじゃ無かった……！
この学園がギャンブルが盛んなのは百も承知だったが、ここまで影響力があるとは。
そして放課後。私は棗と食堂に来ていた。どうやらこの学園の食堂のスイーツは、誰もが頷くくらいの絶品らしい。
私はガトーショコラ、棗はチーズケーキを頼み、食堂の席につく。
「いやー、今日も大人気だったなー。美人転校生さんは」
『皆大袈裟だよ、私そんな美人じゃないし……』
今日話しかけられた人三分の一は「美人ですね！」と言ってきた。伝統のギャンブルはどうしたんだよ()それに、もう話しかけられすぎて気疲れしてしまった。
私はフォークでガトーショコラを少し切り取ると、食べる為に口を開けた。
「こーんにーちは！！」
『ひっ！？』
急に横から大きな声が聞こえたので、危うくフォークから手を離しそうになる。なんだ、と思い声がした方に目を向ける。すると私の目線の先には、赤髪の青年が立っていた。
「神谷A先輩であってます？」
『あーはい、神谷Aですけど……』
「やっぱり！まーしぃが言ってた通り美人さんやなぁ！」
そう言って赤髪の青年は私がフォークを持っていない手を取ると、両手で包み込みブンブンと上下に激しく揺らしながら握手をした。
『えーっと、あなたはー……』
「俺、坂田明言います！一年生！生徒会幹部です！A先輩の事はうらさんからよーく聞いとるよ！」
満面の笑みでそう言う坂田くん。うらさんって、渉の事か？
「A先輩、今日は頼みがあって来たんです」
『頼み？』
「そう！俺と
＿＿＿＿＿ギャンブルしませんか？」
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神谷朱里(プロフ) - ノンさん» ありがとうございます！ (2019年8月4日 8時) (
レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - ヤバいヤッパリ最高です！更新楽しみにしてます！がんばってください！ (2019年8月3日 19時) (レス) id: ae4edb19df (このIDを非表示/違反報告)
cocoa - 神谷朱里さん» 更新頑張れ！新作も見に行くね！ (2019年7月31日 0時) (レス) id: 21fbf65f4f (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - ここあだ！ありがとう！更新頑張るぜ(^o^)v (2019年7月29日 7時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
cocoa - Twitterから来ちゃった！！そらるさんがなんて言ったかちょー気になる……これからも更新頑張ってね！ (2019年7月28日 15時) (レス) id: 21fbf65f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまのじゃく x他1人 | 作成日時：2019年5月11日 22時
