オーマイゴッドファーザー降臨 ページ50
※本編とは一切関係ありません。
『はー、お腹空いたなー』
午前中の任務が一段落し、私はお昼ご飯を食べる為にお城の敷地内のベンチに座る。
ちなみにお昼ご飯は、寮の食堂のおばちゃんが作ってくれるサンドイッチだ。うまそ。
『いただきま「めっちゃうまそう……」
私にかぶせるように聞こえた声の主が見当たらない。
私は辺りをキョロキョロ見回すが、人影は皆無だ。
「上うえ」
気怠そうな声の主に促されるまま、私は上を見上げた。
すると、ベンチ近くに生えていた木の枝に腰を掛けているそらるさんがいた。
『そ、そらるさん！？』
「こんにちは、A」
そらるさんは木から飛び降り、綺麗に地面に着地した。
そして、ぐーっとそらるさんのお腹から情けない音が聞こえてきた。
あからさまにしゅんとするそらるさんの手には、なぜかお弁当は握られていなかった。
『そらるさん、お弁当は……』
「見回りの時捨て猫にあげちゃった。あーAの弁当うまそうだなー」
後半はほぼ棒読みで言っていた。
私はサンドイッチを一つ取ると、そらるさんに差し出す。
『もー、あげます、どうぞ』
「ふふっ、やったぜ」
そらるさんはサンドイッチに手を伸ばす。と思いきや、掴んだのはサンドイッチでは無く、私の手。
そのまま私の手を引き寄せると、私の手からサンドイッチにかぶりついた。
『え、ちょ、そらるさん！？』
最後までサンドイッチを食べると、そらるさんは、
「んふふ、ごちそうさま」
と、微笑みながら去っていった。
(な、なんだあれ〜！！)
混乱する頭を正常に戻すために、私は必死にサンドイッチを頬張ったのだ。
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続々編どすえぇえええ！！！
皆さんありがとうございますぅうう！！！
皆さん続編に移行する前に、ぜひ高評価をお願いします！
これからも、王国騎士団の見習いを、何卒！
ラッキー歌い手×曲
まふまふ×廃墟の国のアリス
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闇月 神楽(プロフ) - 神谷朱里さん» ありがとうございます！ (2019年9月14日 19時) (
レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - シリーズ最初はパスワードにさせていただきましたが、4は閲覧できると思いますよ。ご迷惑おかけしてすみません (2019年9月14日 19時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
闇月 神楽(プロフ) - シリーズの最初と4をパスワードにしたんですか？ (2019年9月14日 18時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - sinさん» ありがとうございます！こう言う事に自分の考えを持っているのが大切だと思っているので。お褒めいただき嬉しいです(^_^) (2019年5月13日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
sin(プロフ) - こういう風に物事の良し悪しみたいなのをしっかりと言えるのがすごいと思いました。小説楽しんで読ませてもらってます。これからも頑張って下さい。 (2019年5月13日 1時) (レス) id: 1b526b8ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱里 | 作成日時：2019年3月21日 9時
