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63話 ページ23

村長さんに貰ったピーチティーを堪能しつつ、村長さんと談笑していると、ひょこっと別の部屋へと続くドアから、小さな女の子が顔を出した。


みんな話に夢中で、女の子に気がついていない。


女の子は、私と目が合うと、驚いた顔をして逃げていってしまった。


「どうされましたかな、A殿?」

『あ、女の子が……』

「あぁ、孫のリリィですな。人見知りなので、きっと恥ずかしいのでしょう」


あぁ、人見知り。既視感があるな(((
まぁ流石に私は小さい子相手に人見知りはしないけど!ね!

村長さんは席を立つと、先程リリィちゃんがいたドアの部屋へと入ると、リリィちゃんを連れてきた。


「紹介します、私のかわいい孫のリリィです。ほら、リリィもご挨拶しなさい」


そう言われると、リリィちゃんは村長さんの服の裾を掴み、涙目で村長さんの後ろに隠れてしまう。


「すみませんね」

『いえいえ』


村長さんは元の席に座ると、リリィちゃんを自分の膝の上に座らせ、頭を優しく撫でてあげていた。


「そういえば、今回は村外れの洞窟にお行きになると聞きましたが……」

「そうですね、あの洞窟で採れる鉱石、ミスリル?でしたっけ。それを取りに来ました」



ミスリルとは、普通の鉄よりも硬いのが特徴で、非常に珍しい鉱石。
この鉱石で作られた武器は、高値で売買されているようだ。



「なんと、大変ですなぁ。あそこの採掘所はもう何年も使っていないので、ご自由に取っていって下さい」

「ありがとうございます!」





その後私達は、村の宿へと案内をしてもらった。

そして、夜には村の方々のご厚意で、歓迎パーティーを開いてくれることになったのだった。

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ラッキー歌い手×曲

まふまふ×廃墟の国のアリス


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闇月 神楽(プロフ) - 神谷朱里さん» ありがとうございます! (2019年9月14日 19時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - シリーズ最初はパスワードにさせていただきましたが、4は閲覧できると思いますよ。ご迷惑おかけしてすみません (2019年9月14日 19時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
闇月 神楽(プロフ) - シリーズの最初と4をパスワードにしたんですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - sinさん» ありがとうございます!こう言う事に自分の考えを持っているのが大切だと思っているので。お褒めいただき嬉しいです(^_^) (2019年5月13日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
sin(プロフ) - こういう風に物事の良し悪しみたいなのをしっかりと言えるのがすごいと思いました。小説楽しんで読ませてもらってます。これからも頑張って下さい。 (2019年5月13日 1時) (レス) id: 1b526b8ebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月21日 9時

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