34話【ハンカチデート】 ページ38
今日は騎士団に入って初めてのお休みの日。
ちゃんと休みがあるのも、この騎士団の良いところだ。
違う、それどころじゃない。
『服、どうしよ……』
今日はまふまふさんとハンカチを買いに行くと約束した。しかも二人で。
田舎に住んでた頃は、男の子とは遊んでいたが、二人きりじゃなかったし、チャンバラごっことか激しい遊びばかりで、ちゃんと出掛けたことなんて一度もなかった。
私は部屋に持っている服を全て広げた。田舎からだいたい持ってきたが、生憎かわいい服なんてそんなに持ち合わせていない。
『うーん、これでいいか!』
私は白いYシャツに、ロングスカートをはいた。シンプルイズベスト、これだな。私はカバンの中身を確認した。お財布持ったし、大丈夫かな。
部屋を出て鍵を閉めると、私はまふまふさんとの待ち合わせ場所に急いだ。
服を悩んでいたせいか、待ち合わせ時刻のだいぶぎりぎりになってしまった。
待ち合わせ場所には、すでにまふまふさんがいた。待たせてしまった……。
『すみません!お待たせしました!』
「ううん、僕も今来たところだから」
そう言ってにっこり笑うまふまふさん。この笑みで一体何人の女性をキュン死させてきたんだろう。
「よし、じゃあ行こっか」
私達は歩き出した。
騎士団の休みは、日によって休む人が決まっている。一日に少しの人数が抜けて、戦力が劣らないようにしている。でも、まふまふさんと休みの日が一緒で良かっなぁ。
そして、何気に城下町をゆっくり歩くのが初めてな私は、とてもウキウキしていた。お城の出入り口から、その道をまっすぐ進むと、私達の目的地、ノルディ商店街が見えてきた。
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お気に入り登録昨日の約二倍になってて草
嬉しすぎて昇天しそう(泣)
ちなみに作者はまふくんと出かけるなら服を選んでもらいたい。(聞いてない)
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神谷朱里(プロフ) - いちごさん» "こん"です!長細い棒だと思っていただければ大丈夫ですよ! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 天月の武器の漢字どうやって読むんですか? (2019年6月16日 3時) (レス) id: 6c34888bc6 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - はい!!よろしくお願いします!!(^.^)(-.-)(__) (2019年3月11日 15時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - これからもよろしくお願いしますね! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 初投稿だったんですか!!とてもそのように見えなくて驚きました!!更新が遅いのはしょうがないですよ!色々用事もあると思うので! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月5日 9時