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120話 うらたside ページ36

うらたside

悟の報告で、騎士団本部へと来た俺達六人。一つの会議室に入り、騎士団長を待つ。


「何なんでしょうね」

「しかも俺らだけか……」


ここにいるのは、先程の六人と、俺らを呼びに来た悟、そしてAといつも一緒にいる佳代の計八人だった。

他の騎士団員も召集するならともかく、この八人だけとなると、何かあるのは間違いない。
なんて考えていると、ドアから騎士団長が入ってきた。



「どーも、こんにちは」

「キヨ……!」



キヨは何やら沢山の資料と、小さな箱を持っている。それをすべて机の上に置く。



「久しぶりだなぁみんな」

「キヨも忙しいみたいやな」

「おかげさまで」



坂田と少し挨拶を交わしたキヨは、椅子に腰を下ろした。
まーしぃはキヨが持ってきた資料が気になるのか、それに手を伸ばして読み始めた。
俺も小さな箱が気になって、特に何も考えずにそれを取り、蓋を開けた。


箱の中には、緑色に輝くネックレス。俺が昨日の夜、Aにあげたあのネックレスが入っていたのだ。

俺は驚き席を立つ。勢いをつけすぎて、椅子は後ろに転んでしまった。



「ど、どうしたのうらたさん」



隣に座っていた天月が心配そうに俺を見てくる。



「これ……。キヨ、これどこにあった……?」

「それは姫様の部屋に落ちてた」



姫様の、部屋……。
俺はそのネックレスを手に取ると、胸の辺りで抱きしめる。






(A……。どこにいんだよ……)

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ラッキー歌い手

うらたぬき


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神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ただいまでーす!続きはお楽しみに(*´∀`) (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 絢乃さん» わーありがとうございます!ただいまです! (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 - おおーーΣ(゜Д゜)いっぱい更新されてる!お帰りなさい。お疲れ様で〜す。続きが凄い気になる!頑張って下さい!! (2019年5月31日 23時) (レス) id: feeb429954 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃(プロフ) - お帰りなさいです!テストお疲れ様です! (2019年5月31日 23時) (レス) id: 2caae02809 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ありがとうございます!頑張りますよぉぉお!!!(*゚∀゚) (2019年5月14日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年4月21日 20時

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