恋愛総選挙！〜1位は誰の手に？〜

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あっちゃんside


そして、何日か後に裕太を呼びたした。



玉森「どうしたの？」



前田「……裕太。私達、


もうこの関係、終わりにしない？」









玉森「……えっ？嘘でしょ？」



前田「ううん。本当・・・」



玉森「な、なんで急に。」




前田「私は恋愛禁止でしょ？」



玉森「いやいやいや。別に俺ら

付き合ってるわけじゃないじゃん。」





前田「そうだけど。……でも！！

家に泊まったり、一緒に出かけたり、


キ、キス。な、なんて付き合ってる人

じゃないとやらないことだし。

いつ報道されてもおかしくないの。」



玉森「なんでいまさら？大丈夫だよ。

なにかあったら俺が守るから！」




前田「それだけじゃないの！

私、この前の総選挙で2位だったの！！


もっと頑張らないとダメなの！」





ほぼ放心状態で聞いている裕太。





前田「こんな軽い気持ちで

この仕事は続けられない・・・」







玉森「本当のこと言うと、……

俺は、…俺は！あつのこと、」



前田「裕太！……ごめん。」





裕太がこの後何を言おうとしたかは

なんとなく分かった。


でも言わせないために、

いや、もし聞いてしまったら涙が溢れて

後戻り出来なくなるから。







.







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玉森「俺がいたら迷惑なの？」



前田「裕太にとってもこの方がいいと思う。


すぐにデビューが決まるかもしれないし…」




この時の裕太はまだ

ジャニーズJr.だったの。





玉森「……そっか。……」




前田「裕太と仲良くなれてすごい楽しかったよ！

ありがとう！」








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.








最後は裕太も納得してくれた。



それなのに。


どうしていまさら？……

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