友達に紹介された乙女ゲーの世界に悪女として転生した件【ハイキュー】 (ページ30)

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治「まぁ、開けたら生徒会室！みたいんじゃなくて開けたら生徒会室のドアから出てきて、そこから入る。みたいなやつや」

ほぉ？何となく理解できるけど…

侑「口で言うよりも、やった方が早い！ほら、ボケっとしてへんではよいくで！」

＊

A 『本当に、これから入る生徒会室のドアから出てきた……』

驚いた……つまり、白布も行きたい場所に魔法で行けるのか！楽じゃん！いいなぁ〜私も今度教えてもらおう。

＊

白布「ﾋｯｸｼｭﾝ…」

二口「お前w女みたいなくしゃ、」

白布「あぁん？」

二口「すみません……」

＊

A 『佐久早さん！おんぶしてもらってありがとうございました！』

佐久早「いいよ、別にこんぐらい……消毒のお礼……」

お礼を貰いすぎたなぁ……

治「消毒……」

古森「治、そこは話すと長いから、」

侑「何やってんねん！はよ、入るぞ！」

私は、きっと怒られるだろう……せめても、言い訳でも考えとくか。

A 『……っ！？』

そして、
開けた先には驚く光景が広がっていた。

＊＊＊

及川「長電話疲れたぁ〜」

黒尾「及川ｸﾝ、生徒会の皆さんが病みかけてるんですけど、」

目が死んでいるもの。ぐでん、と横たわっているもの。そんな光景があった。

及川「まぁ、あんなにラブラブしてたらね……国見ちゃん辺りは……」

黒尾「国見は大丈夫だ。寧ろ、優越感に浸ってるようにすら見える」

国見「〜〜(俺、Aとキスしたし〜)」←

及川「ま、そうなるか……？」

黒尾「何が？」

及川「スガクーン、溶けてないでよォー。もう、Aちゃん来ちゃうからさ。ね？」

菅原「そうだね〜シャキッとしてAちゃんに説教しないとだよね〜」

国見「さすがに来るのが早すぎるのでは？誘拐されてる部屋近くにはないですよね？」

及川「部屋は多分だけどすごく遠い場所。でも、あっちは魔法でひとっ飛びだし！」

木兎「飛ぶのか？！」

赤葦「いや、飛ぶんじゃなくてすぐ来るみたいな方の意味です」

孤爪「……(馬鹿だ、、、)」

その時……

生徒会室の扉が開いた。

木兎「A〜俺のせいでごめっ、」

白布「お、俺は、Aじゃないです……」

二口「ぶはっ、白布wとうとうお前、女に、」

A達ではなく、白布達が来た。