【薄桜鬼】私立薄桜保育園へようこそ！

お遊戯会 ページ35

12月に差し掛かろうとしている今日の良き日。薄桜保育園の大ホールで、お遊戯会が開催されました。梅組、雪組は3グループに分かれダンスを。私のクラスである桜組は全員で長靴をはいた猫の劇を行いました。

梅組は山崎先生が前に読み聞かせをした忍者のお話をとても気に入ったようで、忍者や江戸時代に着られていた衣装を身にまとったダンスを、雪組は流石永倉先生と言うべきか、元気はつらつな音楽に合わせ、今年子供たちの間で大流行した踊りを組み合わせたダンスを披露しました。

そして私達のクラス、桜組のダンスは、普段子ども達が頻繁に読んでとせがんでくる童話をモチーフにしたダンスに。この年頃の子ども達[特に女の子]はヒラヒラした長いスカートが大好きで、それを衣装に取り入れたダンスを踊りました。

そして、お遊戯会の最後を締めくくる劇はと言うと…。


土方:「ったく、これからこの猫一匹だけで、どう生活していけばいいんだ！」

原田:「ご主人様、この私にお任せ下さい。まずは縄と麻ぶくろをご用意して下さい」

風間:「フッ、貴様誰に物を言っている？俺は鬼、誰よりも強い鬼だ！貴様ごとにその俺様を倒せるとでも思っているのか？」


…とまぁ、このような感じで。配役がピタリとハマったと言うか、何というか。皆自分の役を楽しんで演じて、…いえ、役になったかのように楽しんで劇を行ってくれました。

勿論、終了後は拍手の嵐。大ホール中に大きな拍手がいつまでも鳴り続けました。その拍手は、親御さんだけではなく、年下の子達である梅組や雪組の子達の拍手も含まれていました。

桜組の子達だけではありませんが、皆のやりきった感や、「どうだ！」と言った自信や達成感に満ち溢れた笑みがとても眩しく輝いており、子ども達の成長を感じ、舞台袖からひっそり涙を流していた私でした…。

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