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貴女side
「そのチ………いや、その人は私の叔父に当たる人で…」
「ってことは、アッカーマン先生って言うの？」
私は、ミカサの叔父ということが何故か凄く不思議な気がして、確認をする。
ミカサを見ると凄〜〜く嫌そうな顔で話してる…
「そんなに嫌いなの？叔父さん？」
「えぇ…すごく嫌いな…………はっ!!……」
ミカサが突然止まるのでつられて一緒に止まってみると、肩をつかまれミカサの方を向かされる…
「絶対に私が守る、ので、安心して!!」
ミカサがすごい形相でいってくるので流石に焦る…
「ミカサ？どうしたの……私は大丈夫だよ？」
笑顔を向けるが更に泣きそうな顔になられた…
「だって……そう言って……前せ……」
「ストープッ!!」
何かを必死に伝えようとしていたミカサをアルミンが止める。アルミンが、あんな大声出すなんて珍しい…
「なんで朝からこんな重たい話になってるの!?ミカサも今度やる演劇の練習を今しない！」
アルミンが必死になって流れを変えようとしてくれたので、私も便乗して明るく言う。
「ほら〜〜早く行かないといつもの席、取られちゃうよ、ミカサ!!……ね、エレン？」
「な、なんで俺なんだよ！！」
「だって…あそこじゃないと寝てるのばれちゃうしね♪」
そんな他愛ない会話をエレンと続けていると、後ろからミカサとアルミンが話している声が聞こえて来たので気になって耳を傾けると驚くべき会話が聞こえてきた……
その会話を１度消すように、頭
振ってから後ろにいるアルミンとミカサとに声をかける。
二人はさっきの深刻そうな顔をやめ、いつも通りの顔で返事を返す。
私達は急いで講堂に向かう…
皆が笑顔のなか、私だけが作り笑いをしている
頭の中で、２人の会話の意味をずっと考えている…
『アルミン…私は、クレナには、今回、今回こそ幸せになってほしい…』
『ミカサ……僕も同じだけど……きっと昔のことを言うべきじゃないと思うよ………それに僕は身勝手かも知れないけれど…………クレナに前世のことはあまり思い出させたくないんだ……あんなに悲しい終わり方だったんだからさ……』
『クレナ、クレナ・カラーナ副兵士長…』
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作者名：マイ(〃⌒ー⌒〃)ゞ | 作成日時：2018年9月9日 22時
