2 ページ2
カーテンから射しこむまぶしい光。鳥がチュンチュンとなく声がぼんやりした頭に響く…
不思議な夢を見た…
知らない男の人が、私に向かって何かを叫んでいる。血のようなものがついた手をその人が握りしめている…
初めてみたはずなのに何故かすごく胸が苦しくなった。そして、思わず言ってしまった…
「泣かないで」と
急に視界が白くなる…
白くなっていく世界でその人が言った…
――必ず、迎えに行く……俺がお前を……
あの夢って………ん〜〜〜
ジリリリリッ!!
そのとき、私を起こすはずの目覚ましが少し遅れて目を覚まさせてくれる…
やばっ!!今日、１限からあるんだった!!
さっきの夢のことなど一気に忘れて仕度をするして、家を出る…
電車に駆け込んだが、満員電車なので息が苦しい…
昔から苦手なんだよな〜〜人が多い所は…
なんて考えていてふと気がつく
！！！
なんと誰かからスカート越しに触られている…
普通の女なら、確実になにもできなくなる…
が、私は触っている手を捕まえそのまま捻る。
「いだだだだっ」
男は思わず声をあげたため周りの人の視線が集まる。
「この人に痴漢されました」
私がそう言うと周りの男の人達が取り押さえてくれる。周りの人からは、大丈夫？等の声が聞こえてくる…
「今日さ〜痴漢逮捕したよ」
「「！！！！」」
みんなの反応が急に同じになる
仲いいな〜、と思っていると…
ミカサが血相変えて全身チェックし、エレンが私の顔をのぞき込み、アルミンなんて口をパクパクしている…
このあと、いろんなことを聞かれて納得させるまで随分と時間がかかった…
「そう言えば、今日から新しい講師の人らしいね〜」
「「！！！！！！」」
流れを変えようして、私がそういうとまた３人の反応が同じになる
ミカサは「あのちび今回こそ。必ず削ぐ…」となにやら怖いことをいい始め、エレンはカタカタ震えだし、アルミンは「二人とも落ちていて…」となだめている。
「みんなの知り合い？名前は？」
私がそう聞くとアルミンに驚いた顔をされる…
「あれ？マイ知らないの？」
「マイは前回休んでいたから仕方ない…ので、私が話す…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マイ(〃⌒ー⌒〃)ゞ | 作成日時：2018年9月9日 22時
