３年Ａ組 ―今から皆さんは人質です―

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Your side.



3月1日






『あぁ、なんか久しぶり』






体調不良が1週間ほど続き


やっと学校に来れた今日







隼人には絶対来いって言われたし



少し重い体を起こして登校してきた






靴を履き教室へ向かおうと歩くと


少し前から聞き覚えのあるはしゃぎ声が聞こえてきた






宇佐美「ホームルーム遅れんなよーw」




宇佐美と魚住だ



まだ先生のこといじってたのか




大量のダンボールを倒された先生は


少し大変そうだった




『先生手伝いますよ』




少し顔が驚いてるよ


まぁ一週間ぶりぐらいだもんな






柊「いいから。チャイム鳴るよ。」



『大丈夫です。これから飲み物買いに行く予定だったので』



ダンボールは以外に重くて


淡々と持ち上げる先生は

やっぱり男なんだなって実感させられた




柊「ありがとう。あと、もう調子大丈夫なの？」



少し微笑んで先生が言う



なんだそんな顔も出来んじゃん





『はい大丈夫ですよ！じゃあ私自販機行ってくるんで』





柊「遅れないようにね」





『はーい！』







先生の言う通り遅れないように


少し小走りで買いに行った






『(それにしてもあのダンボール何入ってるんだろ？』

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