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「あれ？あれぇー？」
『うっさいわ！！』
はい。
さっきの休憩所で残業なんてしないと宣言したにも関わらず、未だ絶賛仕事が終わりません。
そしてめっちゃ煽ってくる紫紀
「さっきの威勢はどこから出たんですか？」
『心の底から出てたんですー』
「あ、過去形ですか」
『今は早く帰りたい気持ちでいっぱいです』
「じゃ、手伝いますよ」
『え、神か』
「じゃ、神で」
『やっぱなし』
隣でキーボードを打つ紫紀だが、
タイピングの速度がまず違うわ
いやぁ、出来る後輩だ
「先輩、こっち見てニヤニヤしてないで手を動かしてください」
『あ、さーせん』
ーー
『終わったあーー』
「半分後輩にやらせといて」
『だまれ』
やっと帰れると思って会社を出るが、今日は生憎の雨。
ちきしょー
まるで私の心の中みたいじゃねえか
チャリ通勤の私にはきついぜぇ
「先輩」
『？』
「先輩ってチャリ通勤でしたよね？」
『それがなんだよ』
「いや、カッパあります？」
『え、あ、あるけど』
「俺のバイクで帰りません？」
『え、え悪いよ』
「じゃまあ俺のお願いってことで」
『マジで？じゃあお願いします』
「うっす」
そう言って、彼のバイクの後ろにまたがる。
そういや、なんでヘルメット2個あるんだろ
あ、彼女さんかな
「あの、先輩の家まで道案内してもらっていいっすか？」
『あ、知らないのかごめんごめん』
「よろしくっす」
『あざっす』
ーー
『ここまででいいよ？』
「いや、せっかくですし、玄関まで送ります」
『ありがとう？』
私の住む家はマンションだから
玄関先なんかも実質建物の中。
雨には濡れないし、いっかなって
「こんなとこに先輩住んでるんすね」
『そーですよ』
「じゃ、俺は帰りますね」
と、紫紀が後ろを向いた時には凄い音が
『あ、雨強すぎない？』
「ちょっとこれは厳しいかもっすね…」
『どうしようか、私のせいでごめん』
「謝るならそのかわりを請求していいっすか？」
『は、はいなんなりと』
「今日泊まらせてください」
『えぇ！？』
「いや、帰れないんで
『ま、マジで！？』
「さっきスマホちらっと見たらまだこれ序の口らしいっす」
『そっか…』
「お願いっすよー」
『ま、しょうがないよな』
「マジすか！？」
『だってそれ以外は鬼畜すぎるでしょ』
「先輩鬼畜じゃないすか」
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びー(プロフ) - やみさん» え！ほんとですか！！！めっちゃ嬉しいっす！！！もうまたショッピ君の書こうかな...（軽い） (2020年3月16日 23時) (
レス) id: 0ef521546d (このIDを非表示/違反報告)
やみ - え、完結？ま？(泣)ぎゃああああ！あ、完結おめでとうございます！！もう、見ていて何回も泣いてました(こういうの好きなんですよ。)びーさんのかくsyp君がかっこよすぎて....。とりあえず好きです。他の作品も頑張ってください！見てきます！！ (2020年3月15日 14時) (レス) id: 2eabbf8174 (このIDを非表示/違反報告)
びー(プロフ) - 花風雪さん» ありがとうございます！！これからもゆっくりながら頑張らさせていただきます！！よろしくお願いします！！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: 0ef521546d (このIDを非表示/違反報告)
花風雪(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2020年2月19日 17時) (レス) id: e781858e49 (このIDを非表示/違反報告)
びー(プロフ) - HOLICさん» あ、え←今気づいた ご指摘ありがとうございます！！普通にチェックが足りていませんでした…以後気をつけさせていただきます！ (2019年11月25日 12時) (レス) id: 7e4d82b5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びー | 作成日時：2019年9月1日 12時
