検索窓
今日:10 hit、昨日:15 hit、合計:57,522 hit

10光 ページ10

『えぇっと、あったあった』

午後はレオくんとオペラ鑑賞

大きな公演はなかったから

街の小さめのオペラ座の公演に

足を運んだ

月永「なぁなぁっAが楽曲提供したの?」

『え!?なんで知ってるの!?』

月永「ジェイクに聞いた!」

…あのおしゃべりさんめ

『なるほど…あんまり期待しないで…
足りないおつむで作ったから』

最前列の席に座って公演を見た

月永「…!!」

レオくんは目をキラキラと輝かせながら

最初から最後まで目を見開いて

一瞬を逃さないように見ていた

カーテンコールも終わり

ぞろぞろと客が去っていく

月永「A!A!!」

『んー?なになに?』

月永「凄い凄いっ!!インスピレーション
すごいわいた!けど、今我慢する」

『紙とペンならあるよ?』

月永「ううん!今はAが作った
曲の感想をめいっぱい伝えたい!」

私の手を取って満面の笑みで

『ふふっそっかぁ』

月永「特に34小節めが良かった!」

『あ、ほんと?オペラでこの音あうかなって
思ってたんだけど』

月永「全然っ!!すごいあってる!」

それからも感想の嵐

こんなにべた褒めさせるとは…

もっとインスピレーションをな!!

って言われるかと思った

陽が傾き緋色の陽光が

長い帰路を淡く染め上げる

11光 レオside→←9光



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (93 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
329人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

炎夏(プロフ) - そらうさん» ありがとうございます!!そんな文才なんてないですよ笑 し、師匠はちょっと笑笑 (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
炎夏(プロフ) - うさみんとさん» 返信めっちゃおくれてすみません!!そう言ってくださると書いた甲斐がありました!次作も!ぜひに! (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
そらう - 作者さんお疲れ様です。文才ありますね!どうか師匠と呼んでm))殴 (2018年5月3日 2時) (レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
うさみんと - お疲れ様でした。とても、面白かったです、次回の作品楽しみにしてます (2017年10月9日 12時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
アザレア(プロフ) - 全っ然大丈夫です!私もまだ、日和くんつかめないままです笑笑 (2017年7月19日 0時) (レス) id: b01fa5b414 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:炎夏 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年6月20日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。