37光 ページ37
家に着くやいなや
みんな眠ってしまった
『ふふっ、お疲れ様』
タオルケットをかけた
ただ一人起きていたのは、かさくんだった
『かさくん、テーブルの上の飲み物
飲んでもいいからね』
まぁ、もうすぐ寝るだろう
私は作業部屋に向かった。が
朱桜「おねぇさま、どこへいかれるのですか？」
『ん？ちょっとだけ仕事するだけだよ』
そう言うと、ゆるく手を掴まれた
朱桜「あの、まだ未熟者の私が
言うのもなんですが、その」
『言ってみて、答えれるか
分かんないけど』
すると、かさくんは話し始めた
朱桜「ずっと、後悔してました
もっと早く、お姉様と出会っていたら
あんな痛くて寂しい思いせずに
済んでいたんのではないかって」
心底悔しそうに顔を歪める
朱桜「もっ、もちろん年の差もあります
それは仕方ないと思うのですが
そうは思っても、大変心が痛く
後悔の念は無くならないんです」
愛おしい末っ子の頭を撫でた
『あのね、かさくん
私と君が早く出会っていたとしても
結果は、結末は、運命は変わらない
私に課せられた運命は
こんなものだったってね
それだけのことだったと割り切るしか
今の私には出来ない』
また顔を歪めるかさくん
『でも、夢ノ咲にきて
レオくんと泉とりっちゃんに会った
でも、そのあと、君も知ってるように
チェックメイトと称されたイベントが
原因でレオくんは不登校に
私はどん底に。
そんな所に、君がきた
泉伝いに君の存在を知った
賭けたんだ、私は君に。
今のKnightsを変えれるような存在に
なれることを切に願ったんだ』
朱桜「お姉様っ」
『ほら、こっちにきてみて
目を瞑って？』
私に促されるがままに
目を瞑るかさくん
…まぁ眠っちゃう魔法なんだけど←
すまないな、かさくん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 329人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
炎夏(プロフ) - そらうさん» ありがとうございます！！そんな文才なんてないですよ笑 し、師匠はちょっと笑笑 (2018年5月3日 7時) (
レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
炎夏(プロフ) - うさみんとさん» 返信めっちゃおくれてすみません！！そう言ってくださると書いた甲斐がありました！次作も！ぜひに！ (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
そらう - 作者さんお疲れ様です。文才ありますね！どうか師匠と呼んでm))殴 (2018年5月3日 2時) (レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
うさみんと - お疲れ様でした。とても、面白かったです、次回の作品楽しみにしてます (2017年10月9日 12時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
アザレア(プロフ) - 全っ然大丈夫です！私もまだ、日和くんつかめないままです笑笑 (2017年7月19日 0時) (レス) id: b01fa5b414 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
