影だった私と王様のその後 【あんスタ】

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衣装直しを粗方おわり

朝食の準備をせっせとしていた

鳴上「おはよぉAちゃん！」

『はよ〜なるちゃん』

ぞろぞろとみんなが起きてきた

『あれ、レオくん起きていてないのね』

朱桜「寝室をのぞいて見ましたが
まだ寝ていました」

起こしてこないとね

『じゃあ、起こしてくるわ』

そっと部屋に入った

『レオくーん、朝だよ』

月永「ん〜…あとちょっと…」

と言っても今日レッスンなんだけどな

『王さま、起きて…』

月永「ちゅーしてくれたら起きる」

起きとるやん

『えぇ…』

仕方なく、し か た な く

軽く唇に一つ落とした

『っ…ほら！起きろーっ』

月永「おはよ！A！！」

『おはよ、お寝坊さん』

月永「む、おれはレオ！
お寝坊さんじゃないー！！」

駄々をこねるレオくんの手を引いて

リビングへ

ピンポーン

なんだなんだ

立て続けに

『はーい、って…父さん』

訪問者は真逆の父さんだった

父「A忙しいから来ちゃった」

『おおふ…ちょっと待っててね
今みんなご飯食べてるから』

リビングに入ると

みんな食べ終わっていた

『レオくん、父さん来たんだけど』

月永「えっ！？待って待って、
着替えてくるから！」

瀬名「じゃあ、俺らは別の部屋に」

『あ、突き当たりの部屋、防音室だから
良かったら使って』

ぞろぞろとみんなが出ていく

紅茶の用意しなくちゃね

うん、ちょっぴり緊張する

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