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24光 ページ24

『んと…お…届かぬ』

絶対に家庭あるあるだと思うよ

手の届かないとこにお皿置いちゃうの

必死に手を伸ばしてると

案の定、バランスを崩した

少女漫画の如く

『ひっ…』

月永「わっ…とと」

とんっとレオくんが支えてくれた

月永「大丈夫か?」

『あ、ありがと』

月永「あと、これ?だめだぞー
無理しちゃ怪我しちゃうだろ?」

お目当のお皿も取ってくれた

『ごめんね…ありがとございます』

あれ、レオくんて背高かったけ(超失礼)

月永「なんか手伝おうか?」

『んー…そうだね、あじゃあこれ
炒めてくれる?』

月永「分かった!!」

キッチンに心地よい音が響く

凛月「なんかさー夫婦みたい」

りっちゃんがそう言った

月永「まだ式あげてないが一応
婚約してるぞー」

朱桜「What!?reader!婚約してるなんて
司は聞いてませんよ!?」

月永「あれ?言ってなかったけ?
おれとA婚約してるんだ〜」

左手を引っ張られレオくんの指輪と

並べられた

朱桜「Shock!お姉様ぁ…」

『あはは…』

項垂れるかさくんを横目に

私は手を動かした

『knock、knock♪』

小さく呟いた

月永「??」

『ふふっなんでもないよ』

私が夏目に贈った初めての魔法

心が穏やかになる言霊の魔法

月永「ねぇA」

『ん?な…に』

そっと耳元に寄せられた

レオくんの顔に驚いた

月永「おれさ…早くAと番になりたいな」

小さく囁かれたその言葉にも

レオくん自身の瞳にも

確かに艶を含んでいて

魔法というか何かの術にも思えた

『…れおくんのあほ』

赤い顔を隠して、手元に集中した

25光 司side→←23光 レオside



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炎夏(プロフ) - そらうさん» ありがとうございます!!そんな文才なんてないですよ笑 し、師匠はちょっと笑笑 (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
炎夏(プロフ) - うさみんとさん» 返信めっちゃおくれてすみません!!そう言ってくださると書いた甲斐がありました!次作も!ぜひに! (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
そらう - 作者さんお疲れ様です。文才ありますね!どうか師匠と呼んでm))殴 (2018年5月3日 2時) (レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
うさみんと - お疲れ様でした。とても、面白かったです、次回の作品楽しみにしてます (2017年10月9日 12時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
アザレア(プロフ) - 全っ然大丈夫です!私もまだ、日和くんつかめないままです笑笑 (2017年7月19日 0時) (レス) id: b01fa5b414 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:炎夏 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年6月20日 18時

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