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「あの、どうして私なんか…」






海「草川さんのお子さんと遊んでる姿を見て…この人と家庭を築けたら幸せなんだろうなって考えてたら、草川さんが頭から離れなくてって…気持ち悪いですよね、すみません」



「いえ、そんなことないです。娘の事はどうお考えですか?」



海「もちろん、貴方と同じくらい愛を注ぎます」






「そうですか…あの、また会ってくれませんか?」




海「…いいんですか?」


「はい、真剣に考えたいです」


海「嬉しいです、ありがとうございます」



「いえ、こちらこそ」
















拓「どうだった?小笠原さん」



「いい人だね」








小笠原さんは拓弥の会社の上司らしい

私と同じ会社のあの小笠原さんの息子さんで

私の話を良く聞いていたとか





拓「いい人だよ、Aのことも、〇〇のことも大事にしてくれそう」




「ほんと…」











けれど私の頭に浮かぶのは稜雅の顔だった

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作者名:絆美 | 作成日時:2020年3月18日 1時

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