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2人目 ページ7

「...はぁ。」



遅刻は免れたものの、昨日ぶつかってしまった先輩への不安がまだある。

そもそも、名前のプレートとかハートのゲージとかあったから、これが乙ゲーだと仮定するとフラグなのか...?


いやいや、ヤンデレゲームとか?ゲージが溜まりきったら...



いらぬ不安がつのり、何故か冷や汗が出てくる。



??「...ねぇ」



突然声が聞こえ、心臓が飛び跳ねる。

タイミングが悪すぎる。


恐る恐る振り返ると、昨日見た先輩に似た人がいた。




??「君、鷦鷯さんだよね
...昨日、二郎とぶつかってたでしょ。
二郎からごめんって伝えてって言われたから」



ピロンッ


▶山田三郎



ピピッ




昨日見た名前のプレートと色違いのプレートとハートが出てきた。

先輩のは青色だったけど、この三郎くんのは黄色だ。


「え、えっと、大丈夫ですって伝」



三郎「あ、まって、二郎が中庭...その窓から見えるベンチあるでしょ、昼休みご飯食べ終えたら来て欲しいって。じゃあね」



ちょっとまって、と手を伸ばそうとするが三郎くんはすぐに自分の席に帰ってしまった。



伸ばした手がなんだか恥ずかしくなり、その手で頭をかいた。




___昼休みご飯食べ終えたら来て



二郎先輩って、優しいのかな。食べ終えたらって、私は言えないし、思いつかない。




なんだか、希望が見えてきたかも。

中庭にて→←計画通り(大嘘)



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(プロフ) - 凄く面白いです!!全キャラとの対面楽しみにしていますッ!! (2020年11月17日 1時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぴた | 作成日時:2020年11月1日 22時

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