あんスタ【もう1人の転校生】3 (ページ39)

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第118話ページ39

羽風｢じゃあ俺、Aの隣に座ろ～♪｣

座席を立ち上がり、一番前のあたしの座っている隣に羽風が腰を下ろした。

貴｢動いてる時に立ち上がるなよ｣

羽風｢心配してくれてるの？嬉しいなぁ～♪｣

ポジティブ思考ほんと、尊敬します。そんなんじゃないんで全然。

ちなみに、あたしの後ろの席には瀬名と朔間弟が座っている。

でもまだなんか、ピリピリしてる感じはあるよね。まあ、しょうがないか。fineにとっては2winkとUNDEADは敵だし。

羽風｢これを機にさ、Aに色々質問していい？｣

貴｢答えられる範囲内でなら｣

羽風｢やった♪｣

瀬名｢ちょっと、かおくん｣

席を立ち上がり、こちらを覗く瀬名。お前、座れよと言うとうるさいなぁ！と、返される。ゆうくんいなくてどんだけ寂しいんだよ！

羽風｢なに？瀬名くんも交ざる？｣

瀬名｢はぁ？俺は別に｣

朔間｢いいじゃないか｣

いつの間にか補助席に座っていた朔間に羽風がうわっ！と、驚いた。ニコニコとしている朔間は、一人ずつ質問を回していこうとか、勝手に回し始めるし…。

朔間｢お前さんは謎が多すぎるからのぅ？あの嬢ちゃんよりも探しにくい。この際、全てを明かしてくれれば楽なんじゃけど｣

貴｢答えられる範囲内で｣

もう一度、念を押して、では吾輩からと、朔間が口を開く。