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128話 ページ9
朔間(馬鹿みたいだ)
彼がそう思ったのは、DDDから数日間の空白だった。
終幕。確かに学院は変わり始めた。でも、その回る歯車が足りなくて、朔間くんは何度も外を見る。
常にせかせかと働いているあの後ろ姿がないのが物足りなかった。ある意味、その存在が彼の心の一部を満たしていた。
だから、何が繋ぎとめたいと思っていた矢先。ニコニコと微笑する皇帝が吸血鬼の目の前に姿を現す。
天祥院｢裏切られた腹いせに、話しちゃおうと思ってね｣
朔間｢話すって、何をじゃ｣
天祥院｢知りたくない？あのキャリアウーマンの、秘密…｣
それが、DDD以降、彼に再び会った時に切り出された話題。
貴｢質問にお答えしましょう。答えは、イエスです｣
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作者名：�� | 作成日時：2019年6月8日 23時
