【ハイキュー】続、私に攻略出来ない乙ゲーはない！

野球部 ページ10

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うーん……


明らかに四人がいない選択肢がある…


それでもいいか…うん。


そう思って3番を選択した。



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こんなところにグラウンドあったんだ…


校舎や体育館は回ったけれど


そういえばここに来るのは初めてだな……




うちの高校こんな広いグラウンドあったんだ…


なんて思いつつ部活動に励む人々を眺めていたら




？『すみませーん、ボール取ってもらっていいですかー？』



そう声をかけられ足元を見ると

こちらへ転がってくる野球ボール



ひょいっと持ち上げ声の主に返そうと


声がした方へ向き直したら




？『あれ？A？』


「や、山田くん！」



(え、まさかの２度目の登場)



そっか、野球部って言ってたもんね



山田『…ってどうしたんだそれ？』


「はっ…！！」




そういえば私鼻血出して詰め物してるんだ…


なんて姿を晒してるんだ、私……



「ちょっとボールが当たっちゃって……あはは」


山田『Aにそんなことをするなんて…許せんバレー部』



そう言って怒っては体育館の方へ


行こうとするから急いで止めに入る



「待って違うの！自爆だからこれ」


お恥ずかしい…



山田『え？…そっか。でも無理しちゃダメだよ？』


「うん…」



私のために怒って、優しくしてくれて


山田くんがモテるのも分かる気がする



「本当にこんなみっともない姿……女子としてどうかだよね」


鼻をさしては苦笑する



山田『え、それくらいじゃAの魅力は失われねぇよ。今の姿でもじゅうぶん可愛い女子だぞ』


そう言ってニカっと笑う山田くんだけど


素でそんなこと言われてこっちが恥ずかしい




野球部員『おーい、山田。早く戻ってこーい』


山田『ごめん行かなきゃ』


「頑張ってね」


山田『また明日な！』




鼻強打してみっともない顔とか思ってたことが


なんだかバカバカしくなってきた



ありがとう、山田くん。




--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------



今回もコメントありがとうございました！


……あれ？選択肢の時点で

山田くんってバレてましたね(笑)


今回書いててあれ？これハイキューのお話だよね？と混乱しました(;ﾟДﾟ)


次回選択肢はハイキューキャラによる誰ルート予定ですのでご安心を！


そして赤葦くんの短編集作りました！

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/5dbeeb54c612/

よければ読みに来てください(´▽｀)


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