天与呪縛 ページ10
虎「あ、見て先生!!Aがテレビ出てる!!」
五「ん?あ、ホントだ」
虎「元気そうで良かった、Aはコレで顔見れるから安心だ」
五「でもちょっとこれイライラしてるね、何か変なことでも言われたかな。おもしろ〜☆」
虎「えっ、ンなこと分かんの!?めっちゃ良い笑顔なのに」
五「A、結構顔出るよ?まぁ芸能界は面倒くさそうだしあんまりバレないようにしてるみたいだけど」
虎「へぇ〜……色々あるんだなぁ」
五「あ、1つ言っとくけど悠仁……Aを好きになっちゃダメだよ?」
虎「?どゆこと??あ、アイドルだから!?」
五「それもあるけど…僕のだからね!!」
虎「…あぁ…………映画の続き見よっと」
五「ちょ、ホントだからね!?!!」
『ぶへっくしょい!!!!!!!』
パ「もっと女らしいくしゃみしろよwww」
『営業じゃないから良いんです〜〜昨日の歌番組空調悪すぎてほんとにやばかったんだよ…アレはさすがにキレかけた』
釘「何か……推してた子の内面見るとだいぶ変わるわね」
『ふふ、でも野薔薇は私の事好きでしょ?』
釘「当たり前じゃない!!…ところでAって何で毎日ヘッドホン付けてるの?話す時も」
『!…あー……ごめん、感じ悪いよね』
釘「いや、別にいいんだけど…単純な疑問。聞こえてるの?」
『うん、聞こえてる。みんなより聞こえてると思うよ』
伏「A」
真希「無理して言う必要もねぇだろ」
釘「え、何??そんなに触れちゃいけない事だった?ゴメン!言いたくなかったら」
『ううん!すっごいどうでもいい事だよ。ただ…気持ち悪がられちゃうこともあるからさ、野薔薇に嫌われるのは嫌だなって。……私、天与呪縛ですっごい耳が良いんだ。遠くの方の声も聞こえる。それがちょっと苦しくて普段は音楽聴いて紛らわせてる感じ』
釘「!そうだったの!?」
『うん。だから……その、ごめんね?聞かれたくないこととかあったら……気持ち悪いでしょ、こんなの』
釘「?なんでよ!!素敵な力じゃない!」
『!』
釘「色々辛いかもしれないけど頼んなさいよ!!私はアンタの友達なんだから!」
『……うん、ありがとう野薔薇』
何なんだろ、ここ……優しい人ばかりだ
伏「…虎杖も、同じこと言ったと思うぞ」
『!……うん、そうだね』
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作者名:チーズパン | 作成日時:2021年1月11日 21時