死 ページ7
『…酷い惨状ね』
伊「伏黒くんはここに居たはずなんですが」
ドカァンッ!!!!!!!!
『っ…!!!伊地知さん、悟にすぐ帰るよう連絡しといて!!硝子ちゃんにも治療要請を!!』
伊「は、はい!!」
《オマエの式神影を媒体にしているのか》
《ならなんだ》
…この声、誰だ?
……悠仁の中から聞こえてたやつだ
両面宿儺
恵の呪力がここまで伝わってくる…“アレ”をやるつもり?
『…氷鬼』タンッ
伏「!A…!!!」
宿「…何だこれは。体が動かんな」
……へぇ、ホントに悠仁じゃないのね
宿「お前は………この前の小僧と話していた小娘か」
『……私の大切な弟をこんなに傷付けたのは……私の大切な友達の体で、傷付けたのは……お前か。両面宿儺』
宿「弟?……なるほどな。通りで面白い術式を持っているわけだ。いいぞ、2人でかかって来い!!!!魅せてみろ!!伏黒恵!!伏黒A!!」
腹が立つ
伏「布瑠部由良由良」
『古今東西』
…!
伏「…俺はオマエを助けた理由に論理的な思考を持ち合わせていない。危険だとしてもオマエの様な善人が死ぬのを見たくなかった」
『……』
【A、このヘッドホンあげる!!】
伏「それなりに迷いはしたが結局は我儘な感情論。でもそれでいいんだ。俺は正義の味方なんかじゃない。呪術師なんだ。だからオマエを助けたことを一度だって後悔したことはない」
『……私は、悠仁に私の仕事をいいなって言って貰えて…ちょっと、嬉しかったよ。悠仁が例え両面宿儺の器であったとしても、仲良くなりたいと思った。…生きてて欲しいと思った』
虎「…そっか。伏黒もAも頭がいいからな、俺より色々考えてんだろ。オマエの真実は正しいと思う。でも俺が間違ってるとも思わん。…Aは、そうだな……出来るならもうちょい話したかったなぁ」
『……』
虎「あー悪いそろそろだわ。伏黒も釘崎もAも…五条先生…は心配いらねぇか。長生きしろよ」
ドサッ
バカ
君が死んだら意味ないよ
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作者名:チーズパン | 作成日時:2021年1月11日 21時