呪術界のアイドル、御三家の内の2つに囲まれてます【呪術廻戦】

惹き付けられる ページ5

虎「あ」



『お？』



虎「Aだー！何してんの？こんなトコで」



『撮影終わって寮に戻ろうかなって思ってたトコ。悠仁は？』



虎「俺はさっきまで釘崎の荷物持ちしてて別れたんだけど…Aに会えるなんてラッキーだな！これ釘崎に知られたらトンカチで殴られそう…」



『あはは、そんな物騒な…』




《この辺にAちゃんいるって！》



《え、マジ！？》



『……悠仁、ちょっと付き合ってくれない？』



虎「え？？？？」








虎「こんなトコに公園…！！！都会にも公園ってあるんだな！！」



『都会を何だと思ってるの？？この辺は割と落ち着いてるしね…ごめんね、ちょっと私の姿見てた子がいたみたいだから帰るに帰れなくて…騒ぎになっちゃうから。伊地知さん呼んだから車で送ってもらおう』



虎「ほぉ〜……アイドルも大変なんだな…」



『まぁ私の場合すぐ辞めてもいいんだけどね、別にやりたくてやってる訳じゃないし』



虎「え！？！そなの！？」



『うん。私がアイドルを小さな頃に始めたのはお金を稼ぎたかったから。今は呪術師で嫌という程単独任務が来て稼げるから別にやらなくてもいいんだよ。…続ける理由も特に無いんだけどなーんかやってんだよね、アイドル』



虎「俺はいいなって思うよ、人を笑顔に出来る特技！」



『！』



虎「特技？いや、何か違うな…長所？？技術？？まぁちょっとよく分かんねーけど、俺もAのステージをテレビで見た時惹き付けられた！凄いことじゃん！！」



『……悠仁って変だね。大丈夫？恵と上手くやれてる？？』



虎「どういう事！？！！！？！」



善人が過ぎない？何か詐欺に騙されそう



『…ねぇ、1個聞いていい？』



虎「ん？」



『ホントは恵に聞く予定だったんだけど…丁度いいし今聞くね。悠仁の中、何か“いる”？？』



虎「！！」



…ビンゴ



『おかしいんだよね、1つのはずの心音が…2つ？いや、心音じゃないかも。何か、悠仁の中で変な……声、みたいなのもするし』



虎「………両面宿儺が中にいるから、かな？」




『あー…なるほどなるほど、両面宿儺が中に』




…ん？



両面宿儺が、中に？？？




両面宿儺って……両面宿儺？？






『っあははははははっ！！！！！！！！！！！』



虎 ビクッ「！？」

緊急事態→←生得術式

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す