好きじゃねぇよ、バーカ。 【名前変換可能】

Obstinate＊07 ページ7

じゃあな。


いつも思うけど、仲野は無愛想だ。



帰ろっか、そう言った私に首を縦に動かした仲野は送る。とだけ言い、家まで送ってくれた。




そういえば、アイツもうすぐ誕生日

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『ねぇ、凛空って何か欲しいモノある？』


唐突に、目の前で弁当を食べていた凛空に質問を投げかけた


凛空「んー？何、急に。」



振り向いたその顔には笑みが浮かべられている



『いや、アイツもうすぐ誕生日じゃん？男の子がもらって嬉しいのって、なにかなぁって思って。』



頬杖をつきつつ、チラリと先輩と話している仲野に視線を送る



凛空「…………やっぱ、拓真はいいなぁ。」

『ん？』


焦点を凛空に戻す


凛空「Aに想われてて。」

『……………うん、どこからそんな話になったのかな。』


特別ってわけじゃない、だけどプレゼントは毎年あげてる


なんでだろ、いつからかそれが当たり前になっていた



凛空「本人に聞けばいいんじゃない？」

『…………はい。』




凛空に相談した私が馬鹿でしたー。私がそう言うと大して悪びれた様子もなく、ごめんって！という返事が聞こえる


２人で笑っていると、後ろから



茉菜「なになにー、Aと凛空楽しそー！」



茉菜の声がした



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ｽﾞｷﾝ









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あれ、おかしいな。


顔、引き攣っちゃう



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こんなに苦しくなる必要はないのに





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「アホな顔して笑うよなお前。」



茉菜が仲野の手を取っている




『……………。』







それだけなのに






茉菜「A？」


『へ？あ、ごめんごめん！』









仲野がそれを離そうとしないから。





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読者の皆様へ


沢山のコメント評価ありがとうございます！

コメント、ちゃんと読ませていただいてます！

一度落ち着いたらきちんと、コメントの返信をさせていただきたいと思っています！

それではまた♪


ちねなより

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