Obstinate＊22 ページ22
『え、旅行？』
茉菜「そうっ！前々から行きたいとは思ってたんだけどね、ほらもうすぐ学校も休みじゃない？」
『うん、まぁね。』
翌日、放課後の教室では、こんな会話が繰り広げられていた
茉菜「だーかーらー♪行こうよ！４人でさ！」
『うーん………旅行か。』
その後も茉菜は、あーあそこ行きたい！とかあそこはやだなぁ。とか、行くとも言っていないのに一人で騒いでいた。
凛空「なになにー！楽しそー！」
茉菜「あ、凛空丁度いいとこに来た！………拓真も。」
『ぷっ、茉菜態度に出過ぎっ！』
その茉菜の騒ぎようが気になったのか、凛空が仲野を引き連れてやってきて
「んだよ。お前ら可愛くねぇなー。」
『大丈夫、そういうアンタもかっこよくないから。』
凛空「始まりました。やっぱ阿吽の呼吸だねー♪」
私達はさらに騒がしくなっていく
『げ、なんで隣に来んのよ。』
「は？ここしか空いてねぇから。」
茉菜「でね、話したいことは、旅行に行こうとおもうんです！」
凛空「えぇー！楽しそー！」
『アンタねここ何人クラスだと思ってんの、ほら。イスならいーっぱいありますけどー。』
「お前は本物の馬鹿だな。話聞こえねぇじゃねぇか。」
茉菜「凛空ならそういうと思ったー！」
凛空「それでそれで、いつ行くの？」
『別にアンタは話なんて聞かなくてもいいの。』
「いや、俺いねぇと盛り上がんないじゃん？」
茉菜「で、そこの二人は聞いてるのかな？」
『あ』
「聞いてる聞いてる。」
完全に自分たちの世界に入っていたら、黒い笑顔を浮かべた茉菜が気づけばこちらを見ていた
凛空「聞いてなかったくせに。はい、席替えターイム。」
『は、ちょ。』
「お前はコイツの隣になりてぇだけだろーが。」
凛空「はいそのとーり。」
茉菜「拓真くんは、大人しく私の隣に座っていようねー♪」
そして、わたし達の旅行の計画が始まったのだ。
(青春だね)
コソっと、子犬のような顔をした凛空が私にそう言った。
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あおはる - えぇぇぇぇぇぇぇえ！！ 終わり方あぁあああああ！ 好きぃぃぃぃぃぃい！！！ 好きな人と性格似すぎて怖い まっ、好きな人のほうが全然かっこいいんだけどねっ♪(？) 大好きです (2021年7月6日 23時) (
レス) id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
とあるY - 好きな人と性格が似すぎてビックリしました！ (2021年1月13日 16時) (レス) id: 421fd3c561 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 読み始めは、どうなるの？と思いました！ すごく“青春,,が書かれていて、自分が主人公になった気がして、もう本当にドッキドキが止まりませんでした！最高です！ (2021年1月12日 6時) (レス) id: 0a82627353 (このIDを非表示/違反報告)
ayana1101(プロフ) - まじ最高です (2020年3月22日 18時) (レス) id: d9ed228046 (このIDを非表示/違反報告)
海 - なんだか私の好きな人にとても似ていました！面白かったです！！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 1dbf98b378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちねな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/5d6d080ec71/
作成日時：2014年3月22日 21時
