まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ1)

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キャット･ザ･フンジャッタ........ ページ1

ｶﾞｷﾝｯ！！！

「こいつ……！！」

「貴様おれを見くびってたろ……！！
だがよく受けたなおれは今ねこ(･･)を被っていたのに！！」

慌てる姿も、怖がる素振りも全て敵に隙を持たせる為のカモフラージュ……猫かぶりだった

「まさかあいつ……弱くねェのか！？」

「！！ゾロ！？刀は！？」

「え……ない！？」

ナミに言われ、腰に指していた日本の刀が無い事に気がついた

「まァてめェもちったァやるようだが、黒猫海賊団"ニャーバン･兄弟(ブラザーズ)"のシャムを甘く見ねェこった……

何か失くしたかい？おれは知らねェがな……！！」

知らないと言ったシャムの背にはゾロの刀が2本担がれていた
さっきの一瞬のすきに奪い取ったのだろう

「(あの野郎……おれの刀を……！！)」

いわゆるねこばば(････)だ

「まずい、刀取られちゃった！！」

「その刀を返せ……！！」

「返す？刀ならてめェで持ってんじゃねェか

そうだ戦う前にこの荷物……邪魔だなこりゃ……」

とぼけたようにそう言うとポイッと後ろへ刀を捨て去る

剣士として自身の刀をぞんざいに扱われる所を見ればキレるのは当たり前

「さーーて、これで身軽に……」

「人の刀(もの)は大切に扱うもんだぜ！！」

ｽﾞﾊﾞｯ！！

「は！？」

1本の刀にありったけの力を込めてシャムを斬った

そのまま投げ捨てられた刀をを取りに行こうとするが

「何を斬ったんだい！？」

「！！？」

さっき斬ったはずのシャムがピンピンしてゾロに乗っかる、
よく見ると斬れているのは服のみ

「残念、俺は猫背(･･)なのさ！！」

「……何だと！？」

猫背なのをバレないように服を着れば、もし正面からの攻撃を受けたとしても斬ったように思い込ませることが出来る

「やれブチ！！出番だ！！」

「がってんしゃむ！！」

ブチと呼ばれたのはさっきの太った男

拘束されたゾロに近づくと高く飛んだ

「猫殺！！キャット･ザ……」

空中で足を振り上げゾロに向かって落ちてくる、
このままだとゾロにもろ攻撃が当たって最悪死んでしまう

「危ない！！」

「フンジャッタ！！」

「うわっ！！」

落ちてくる直前で拘束を無理やり解き間一髪で逃れた

気になることがある……

キャット･ザって途中まで英語で言ったんなら最後まで英語で行こうや。なぜ急に日本語なん
いやキャット･ザだけでも意味わからんけど、
せめてふんじゃったを英語にしたげてや。

いや……ダサいからさ←